5月12日。復活節第六土曜日。
いよいよ。 『イエスの時』 の到来です。
『イエスの使命の完成時』
『イエスの昇天』
イエスは、『世=死』に勝った。 『使命の完成』 です。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『復活して弟子たちの前に現れたイエスは弟子たちに言われた。
「はっきり言っておく。
あなたがたがわたしの名によって何かを父に願うならば、父はお与えになる。
今までは、あなたがたはわたしの名によっては何も願わなかった。
願いなさい。そうすれば与えられ、あなたがたは喜びで満たされる。
はっきり父について知らせる時が来る。
その日には、あなたがたはわたしの名によって願うことになる。
わたしがあなたがたのために父に願ってあげる、とは言わない。
父御自身が、あなたがたを愛しておられるのである。
あなたがたが、わたしを愛し、わたしが神のもとから出て来たことを信じたからである。
わたしは父のもとから出て、世に来たが、今、世を去って、父のもとに行く。」
『イエスの帰天 イエスの使命の完成時 神の御旨の成就の時』
ヨハネ福音書 16章23-28節
イエスは、
死後に復活し、弟子たちの前に現れ・・・悲しむ弟子たちを慰めました。
弟子たちは、
イエスの復活の姿を見て・・・『イエスは、生きておられる! 神の御子であった!』 と分かってきました。
御父・神は、
イエスを愛し、イエスが神の元から出てきたことを信じた弟子たちを・・・信頼し、愛しました。
御父・神 と 御子・イエス と 弟子たちの関係が、クリアになってきました。
そんな時・・・
『イエスの帰天の時』 がきました。 イエスの使命が終わるのです。
帰天するイエスは、『天におられる私たちの父』に、『イエスの名によって、直接に願いなさい』 と弟子たちを諭しました。
更に。父のもとに、私たちが帰る『場所』を用意すると、約束して下さいました。
イエスは、神と人間を、御自分の『十字架上の死』によって、完全に和解させて下さいました。
イエスは、私たちを、神を『我が父・アバ父』 と呼べる関係、に修復して下さったのです。
祈りをする時・・・
私たちは、再び、イエスの贖罪のお蔭で・・・『御父の子』となったのですから、「直接に御父に願いなさい!」 と、両者の関係を修復して下さったイエスは、私たちを励ますのです。
「イエスの名によって願いなさい!」 と、
弟子たちや私たちの祈りが、御父へのイエス御自身の祈りでもあるのです。 とイエスは強調するのです。
私たちの祈りは、
「イエスの名によって」と、イエスと同じ心で祈るなら・・・
御父は『御自分の子の祈り』として聞き、『祈り』を実現して下さるのです。
『祈りの成就』には、イエスが御父から派遣された御子である、と信じなければなりません。
まずは・・・『イエスが父から送られた子である』との信仰が深められるように、祈りましょう! 合掌。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
私は、亡き私の両親は天国で私の幸せを祈ってくれていると、信じています。
私は、この世で、お人の幸せのために、イエスの名において 祈ります。 お元気で!