今日は5月20日。主日。 『聖霊降臨 祭日』
10時。
祭日の深紅の祭服・・・ 『聖霊降臨 祭日ミサ』
『すべての人の父である神よ、
今日祝う聖霊降臨の神秘によって、あなたは諸国の民を一つの聖なる教会に集めて下さった。
聖霊を世界にあまねく注いでください。
教会の誕生に当たって行われた宣教の働きが、今も信じる民を通して続けられ、
豊かな実りをもたらしますように。』
『今日の集会祈願』
先週の主日: 『主の昇天』で、イエスはこの世での働きを終えて、神の元へお戻りになりました。
今日の主日: 『聖霊降臨』で、復活節が終わり、『年間』の始まりで、聖霊の降臨を喜び祝います。
私は、今日は、我が教会ではなく、お隣の教会で、『聖霊降臨 祭日ミサ』に参加です。
『今日の第一朗読』
『五旬祭の日が来て、一同が一つになって祈っていると、
突然、激しい風が吹いてくる来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。
そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。
『聖霊降臨』 エル・グレコ作品
すると、一同は聖霊に満たされ、〝霊〟が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。
そして、
だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。
人々は驚き怪しんで言った。
「話をしているこの人たちは、皆ガリラヤの人ではないか。
どうしてわたしたちは、めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。
彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」』
使徒言行録 2章1-11節
聖霊降臨で起こった、『聖霊の第一の働き』
それは。
聖母アリアと共に祈っていた使徒たちが、聖霊を受けて、『神の御言葉』を語り始め、
『教会が設立』されていったことです。
ここに、『初代教会』 が出来たのです。
次に。
『今日の第二朗読 使徒パウロの言葉』
『皆さん、霊の導きに従って歩みなさい。
肉の望むところは、霊に反し、霊の望むところは、肉に反するからです。肉の業は明らかです。
それは、姦淫、わいせつ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、ねたみ、泥酔、酒宴、
その他このたぐいのものです。
これに対して、
霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。
わたしたちは、霊の導きに従って生きているなら、霊の導きに従ってまた前進しましょう。』
使徒パウロのガラテアの教会への手紙 5章16-25節
聖霊降臨で起こった、『聖霊の第二の働き』
それは。
聖霊を受けた者は、聖霊の喜びに満たされ、
『愛の実=喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制=』 を身に着けるのです。
『今日のアレルヤ唱』
『アレルヤ、アレルヤ。
聖霊来て下さい。信じる人の心を満たし、あなたの愛の火を燃やして下さい。アレルヤ、アレルヤ。』
そして。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
「わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、
その方がわたしについて証しをなさるはずである。
今、あなたがたには理解できない。
しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。」』
『祈りは真理に導く』 ヨハネ福音書 15章26&27節 16章12-15節
聖霊降臨で起こった、『聖霊の第三の働き』
それは。
聖霊を受けた者は、聖霊の導きにより、『真理を理解』 できるのです。
『今日の叙唱』
『聖なる父よ、全能永遠の神、偉大な救いのわざをたたえ、感謝をささげます。
御ひとり子とともに神の国を継ぐ人々の上に、あなたは今日聖霊を注ぎ、過ぎ越しの神秘を完成してくださいました。
聖霊は教会の誕生の時に、言葉の違いを超えて諸国の民にまことの神を知らせ、
人々を一つの信仰のうちにお集めになりました。
全世界は復活の喜びに満ち、すべての天使はあなたの栄光をたたえ終わりなく歌います。』
『アレルヤ、アレルヤ。 主を讃美。 アレルヤ、アレルヤ。』
皆様! 聖霊降臨、おめでとうございます
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様に勇気、やる気、ガッツ・・・の源は何ですか。 聖霊はそれらを与えて下さいますよ。 お元気で!