5月18日。金曜日。
金曜日は・・・ 『聖書通読会・聖書100週間』
『私の生活を支える3冊の聖書』 手作りのカバー
左から・・・『聖書通読会用聖書』 『ブログ更新用聖書』 『聖書勉強会・外部持出し用聖書』
3冊、それぞれの場面での馴染み具合があって、手垢の付き具合、持ち具合が微妙に違う。
私のそれぞれの『生活シーン』で、活躍してくれる。
『聖書』 一日に何回ページをめくるだろうか? 数えきれない。
馴染んで…信頼し合って…空気のように意識せずともなくてはならない…熟年夫婦のよう…『相棒』である。
『金曜日』 今日も。集って、言葉にして、分かち合って、学び合って・・・『信仰の確認』
長年、週一、『聖書通読会・聖書100週間』の仲間は、『深い絆』で結ばれた『同志』である。 感謝!感謝!
そして。
今日は5月18日。復活節第七金曜日。
『今日の福音 イエスの御言葉 愛の確認』
『イエスは、復活後、弟子たちに御自身を現され、食事を共にされた。
食事が終わると、
イエスはシモン・ペトロに、「ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛しているか」 と言われた。
ペトロが、 「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」 と言うと、
イエスは、 「わたしの子羊を飼いなさい」 と言われた。
二度目にイエスは言われた。 「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」
ペトロが、 「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」 と言うと、
イエスは、 「わたしの羊の世話をしなさい」 と言われた。
三度目にイエスは言われた。 「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」
ペトロは、イエスが三度目も、「わたしを愛しているか」と言われたので悲しくなった。
『三度も、ペトロの愛を確かめるイエス』
そして言った。
「主よ、あたたはなにもかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。」
イエスは言われた。
「わたしの羊を飼いなさい。」 更に、ペトロに、「わたしに従いなさい」 と言われた。』
ヨハネ福音書 21章15-19節
思い起こせば・・・
最後の晩餐の後、イエスは弟子たちを連れてゲッセマネに行く途中・・・
イエスは、弟子たちに、「あなたたちは皆つまずくでしょう」 とおっしゃいました。
ペトロは、 即座に、 「たとえ皆がつまずいても、私はつまずきません」 と誓いました。 他者を気にするペテロでした。
しかし・・・
誓ったペトロは、その晩にもう、「イエスを知らない」 と3回も言って、3回イエスを否みました。 自分の弱さを体験しました。
そんな『事件』の後・・・
復活なさって皆の前に現れたイエスは、『ペトロの愛の確認』 をなさいました。
イエス亡き後の『頭』として選ぶ前に、ペトロの『他の弟子たちより深いイエスへの愛』 を確認なさったのです。
『頭・リーダー』となるペトロは、自分の『失敗』を忘れることなく、『謙遜』でなければなりません。 謙遜であれば、弟子たちを導けるのです。
自分のつまずきを『許された経験』が、お人を許せる人間になるのです。 『経験』で、弟子たちを理解できるのです。
イエスは、ペトロの愛を、三度も確認なさいました。
ペトロは、イエスの三度の質問に答えて、今回は、「他の弟子たちよりも愛します」 とは答えませんでした。
ペトロは、自分の信仰を他者の信仰と比較することはなく、ただ『イエスを愛しています』 とだけ答えました。
イエスは、
自分の弱さを認め謙遜となったペトロ、ありのままの自分を認めるようになったペテロを、信用なさいました。
私たちも、
ペトロのように、自分は迷った羊であったこと、許しを与えられた羊であること、を忘れないようにしましょう。
そして。
イエスは、ありのままの一人一人を認めて下さる方である、ことを忘れないようにしましょう。
イエスは、『許しを必要とした羊』をも信用なさって下さる方です。
私たちも、互いに、許しあい、信用し合ってまいりましょう!
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
互いに、言葉にしなくとも心で分かるはずではなく、言葉にして愛を確認し合いながら、信頼関係を深めてまいりましょう。 お元気で!