11月16日。火曜日。晴れ。
我が家にも冬が来ました。
垣根に冬の花・・・ 『山茶花』
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垣根に点々と続く花の紅色は、葉の緑色と見事に調和し、美しく、
観る私を元気にしてくれます♡♡
『山茶花を雀のこぼす日和かな』 正岡子規
小春日和の一日でしょうか。
『陽だまりの中、山茶花の咲く枝をスズメが飛び交い、花びらがこぼれ落ちる』
そんな情景を詠んだのは俳人の正岡子規でした。
小春日の今日。
私は、冬の到来を感じさせ、心を和ませてくれる山茶花の垣根、を眺めています。
正岡子規が詠うように、
花びらがひらひらと舞うようにこぼれ落ちるのは、
奥ゆかしくて、私も好きです。
冬到来といえば、
もう一つ。
亡き母が植えた・・・ 『椿』
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今年最後の花を咲かせてくれる母の椿は、品良く、少しもの悲しく、
それでも観る私を元気にしてくれます♡♡
昨年の冬同様に、
今朝は、早々に、『インフルエンザ・ワクチン注射』を受けてきました。
本格的冬の到来で・・・
今年の冬も、新型コロナウイルス感染症真っ最中、インフルエンザ流行時期、
到来します。 油断大敵です。
皆様も、
コロナもインフルエンザも、予防対策を万全に、
お元気に今年の冬を乗り越えてください。
そして。
今日は11月16日。年間第三十三火曜日。
『今日の入祭唱』
『新しい歌を主に向かって歌え。 主は驚くべき御業を成し遂げられた。
右の御手、聖なる御腕によって、主は救いの御業を果たされた。』
詩編 98章1節
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、イエスはエリコに入り、町を通っておられた。
そこにザアカイという人がいた。
この人は徴税人の頭で、金持ちであった。
イエスがどんな人か見ようとしたが、背が低かったので、
群衆に遮られて見ることができなかった。
それで、
イエスを見るために、走って先回りし、
いちじく桑の木に登った。
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そこを通り過ぎようとしておられたからである。
イエスはその場所に来ると、上を見上げて言われた。
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「ザアカイ、急いで降りて来なさい。
今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」
ザアカイは急いで降りて来て、
喜んでイエスを迎えた。
これを見た人たちは皆つぶやいた。
「あの人は罪深い男のところに行って宿をとった。」
しかし、ザアカイは立ち上がって、主に言った。
「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。
また、だれかから何かだまし取っていたら、
それを四倍にして返します。」
イエスは言われた。
「この人もアブラハムの子なのだから。
人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」』
ルカによる福音書 19章1-10節
今日のイエス様は、『金持ちのザアカイの改心』 を導きます。
ザアカイは、
徴税人の頭として、社会的地位は高いが、皆からは嫌われていました。
徴税人として、人をだますこともあり、『罪人』のレッテルを貼られていました。
宗教上でも『破門』されており、友人もいなかったことでしょう。
さびしい人生を送っていたことでしょう。
イエス様は、『失われた人』を捜して、救うために、
神からこの世に派遣されたお方です。
ザアカイは、
イエスが、『罪人をも迎え入れるお方』だといううわさを聞いていたのでしょう。
どうしても、”イエス様にお目にかかりたい!” と思ったのでしょう。
しかし、それは、ザアカイには簡単なことではなかったのです。
群衆がザアカイの妨げとなりました。
そこで、ザアカイは、人を避けて、木に登りました。
ところが、イエスは、ザアカイを見ておられました。
それどころか、イエスは、ザアカイに頼み事をしました。
『今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。』 と。
当時の社会では、
罪人の家に泊まることは、宗教上『汚れた者』になると考えられていました。
同様に、
罪人と共に食事をすることを、熱心なユダヤ教の人たちは、断りました。
イエスは、そんな回りの人たちを、諭しました。
※『この人・ザアカイもアブラハムの子なのだ』※
だからイスラエル人として、『救いの資格』を持っている者である。
回りの者に、ザアカイを認めるようにと、諭したのです。
ザアカイは、期待したとおりに、イエスから迎え入れられ、
『イエスの愛』に触れたのです。
そこで『改心』の『決心』ができました。
そして、
改心の※『しるし』※として、
※『財産の半分を貧しい人々に施します。』
※『だれかから何かだまし取っていたら、それを四倍にして返します。』
と約束しました。
イエスを自分の中に迎え入れる人は、
『新たな人』、『別人』になるのです。
私たちも、
イエス様のように、お人を迎え入れる人になりたいものですね。
祈りましょう。
『今日のアレルヤ唱』
アレルヤ、アレルヤ。
『神が私たちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、
御子をお遣わしになりました。』
ヨハネの手紙Ⅰ 4章10節 アレルヤ、アレルヤ。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
穏やかな小春日和が続きます。散歩を楽しむのも素敵ですね。 お元気で!