マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

聖書100週間・聖書通読会の予習・・・『わたしたちは大勢でも一つの体です。』 そして 『身を起こして頭を上げなさい。あなたがたの解放の時が近いからだ。』

2021-11-25 12:28:55 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
11月25日。木曜日。晴れ。


今日は、
明日の『聖書100週間・聖書通読会』
のための予習日です。


    我が家も紅葉真っ盛り・・・    『もみじ』 
 
 
            紅葉真っ盛りのもみじ 
      そして 
            紅葉が散り始めたもみじ

 
             
         同じ木の中に、二つの姿が混在します。

         暖かかった今年の気候のせいでしょうか?
     自然界のサイクルまでも狂わせてしまう人間の傲慢でしょうか?

     いえいえ、
     自然界は、人間界に学びの時を与え、人間界を越える力を持つのです。
         そう信じる私は間違っているのかしら?



    明日の聖書通読範囲は、『コリントの信徒への手紙Ⅰ 8章~12章』

    パウロは、
    
    『執筆中のパウロ』  ブーローニュ作品

    この手紙で、
    イスラエルとは全く異なる社会環境や文化の中で、
    福音に従って生活する者が、いろいろの困難や誤解に直面しても
       ※くじけないように・・・
       ※確かな教えに基づく確固とした信仰を持つように・・・
           と、コリントの信徒たちに強く求めます。
    又、
        ※信徒の共同体が非常に大切である。
           と、強調するのです。

      
       ◎主キリストのものとなったキリスト者は、
     主の体の一部であり、神を礼拝する神殿となっているのです。

        『わたしたちは大勢でも一つの体です。
         体は一つでも、多くの部分から成り、
      体のすべての部分の数は多くても、体は一つであるように、
        多くの部分があっても、一つの体なのです。

         各部分が互いに配慮し合っています。
       一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、
      一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。

    あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。』
           コリントの信徒への手紙Ⅰ 12章12-31節


       ◎さまざまな人たちで、共同体ができているのです。
        皆それぞれに与えられている才能、カリスマは、
          個人が誇るものではなく、
      共同体の成長と団結に役立つために与えられているのです。


   パウロは、
   西暦54年頃に、この『コリントの信徒への手紙』を書きました。
   その前後、10年間ほどの獄中生活中も含み、13年ほど、
      各教会の信徒へ『手紙』を書き続け、
       各教会の信徒を励ましました。

   現在に生きる私たちも、
   パウロの『書簡』によって、キリストやキリスト教を深く理解することができます。
       使徒パウロの『恩恵』にあずかっているのです。


  今日も私は、
  尊敬する使徒パウロを『師』と仰ぎ、『師』の望まれるように信仰を深めたいと、
       聖書を読み進めていくのです。  
                 感謝!感謝!


そして。

今日は11月25日。年間第三十四木曜日。

『今日の入祭唱』

  『新しい歌を主に向かって歌え。
 国々に主の栄光を語り、諸国の民にその驚くべき御業を述べ伝えよ。』
       詩編 96章1&3節


『今日の福音 イエスの御言葉』

  『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
 
 
  「エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たら、
   その滅亡が近づいたことを悟りなさい。

 そのとき、
   ユダヤにいる人々は山に逃げなさい。
   都の中にいる人々は、そこから立ち退きなさい。
   田舎にいる人々は都に入ってはならない。

 書かれていることがことごとく実現する報復の日だからである。


   それらの日には、身重の女と乳飲み子を持つ女は不幸だ。

     この地には大きな苦しみがあり、
     この民には神の怒りが下るからである。

  人々は剣の刃に倒れ、捕虜となってあらゆる国に連れて行かれる。
  異邦人の時代が完了するまで、エルサレムは異邦人に踏み荒らされる。

  それから、
        太陽と月と星に徴が現れる。
     地上では海がどよめき荒れ狂うので、
   諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。

     人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、
       恐ろしさのあまり気を失うだろう。
       天体が揺り動かされるからである。

  そのとき、
    人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、
     
             人々は見る。

        このようなことが起こり始めたら、
         身を起こして頭を上げなさい。
       あなたがたの解放の時が近いからだ。」』
         ルカによる福音書 21章20-28節

     
   今日のイエス様は、
   『エルサレムの滅亡』を予告し、
    又、 ”人の子” が来ると、『主の再臨』 を予告しました。


   イエス様は、すべての人の『救い』のために、来られたのです。

   その通りで、
   イエスの死と復活後から、
   ユダヤ人だけでなく、異邦人のうちにも『信仰』が生まれたのです。
   選民・ユダヤ人に約束されていた『救い』は、
      すべての人・異邦人にも与えられたのです。


      イエスによって、神の『救い』は成就したのです。

   ローマ人によってもたらされたエルサレム滅亡の時から
   『新しい時代』=『イエスの時代』が始まったのです。
     『人類の救い』の時が成就したのです。


      全世界が揺れ動かされるような『大事』は
       時代を問わず、起こります。
    現代社会においても、大きな災いに遭うことがあります。

    それでも、
    キリストは、人類の『救い』のために、働いておられます。
    私たちには、神がどのように助けてくださるかはすぐには分かりません。


    私たちは、 
    どんな時にも、すべての人の『救い』を望んでおられる『神の愛』を信じ、
      すべてを『神の計らい』にお任せできると良いですね。
         祈りましょう。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『恐れずに身を起して頭を上げなさい。あなたがたの救いの時は近づいている。』
      ルカによる福音書 21章28節    アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
いつも、人を信じ、神を信じながら、
自然の営みを穏やかに眺めたいものですね。 お元気で!