11月21日。日曜日。快晴。
今日は、
奈良での『先月の例会』の歴史探訪に続き、
大阪での歴史探訪の『例会』です。
10時。
近鉄南大阪線・上の太子駅前を出発。
歴史探訪の始まりです。
奈良と大阪を結ぶ・・・ 『日本最古の菅道:竹内街道』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/10/cb9675b41f243e8cc26b11af39c0d0d9.jpg)
卒業校校友会関西支部の何十年と続く『喜歩会』の例会です。
季節の変化を楽しみながら、
名所巡り、低山登山、歴史探訪を楽しんでいます。
二人のリーダー、入念な下見と丁寧な案内、で『喜歩会』が成り立っています。
仲間は、年を重ねて持病を持ちながらもパワフルなシニアたち、面倒見の良い若者たちです。
和気あいあいとウォーキング。
年齢を忘れて、同窓生の友好を深めています。
今日もスタートです。
『竹内街道』の多くの・・・
『マンホール・カバー』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ff/4e70113438a9e2e673157695954f9599.jpg)
『和を以って 貴しと為す』
聖徳太子が制定した『十七条憲法』の第一条『言葉』
『竹内街道』といえば・・・
1400年に渡る悠久の歴史を伝える『日本最古の国道』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8f/73ed3778feaa2e52f8e0dfbb2e86f0a6.jpg)
『竹内街道』に沿って『花道』が続きます。
推古天皇21年(613年)
「日本書紀」に『難波より京に至る大道を置く』と記録された
東西の直線で敷設された、幅 20m を越える、『大道』を建設しました。
『竹内街道』は、
※我が国最古の国道:『大道』と、その大部分が重なっているのです。
※当時の聖徳太子や推古天皇、孝徳天皇の御陵、遣隋使の小野妹子、大臣の蘇我馬子、など、
名を伝える『古墳』が、街道周辺に多くあります。
※建道当時は、飛鳥の都で活躍した人々の『埋葬の道』でもあったのです。
仲間の皆で今日は、
『埋葬の道』をひたすら歩き、
太古の時代の名士の『古墳』を訪ねます。
街道沿いの山の中に・・・ 『孝徳天皇 大阪磯長陵』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/b6/b4f87d4016542d537fff0c6c11c6e3ac.jpg)
日本の『第36代天皇:孝徳天皇』の墓がありました。
(誕生:596年 崩御:654年 58歳)
宮内庁により、「大阪磯長陵(おおさかのしながのみささぎ)」として陵に治定されていました。
見逃しそうになるかのように、山の中にひっそりと、
静かなたたずまいでした。
当時の政治家。
『聖徳太子』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/5c/226b6d7ec121e01173210649cf138dcf.jpg)
菊池容斎『前賢故実』より
誕生:574年 死去:622年 48歳
飛鳥時代の皇族・政治家。
用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。
「聖徳太子」は後世の尊称ないし諡号。
叔母の推古天皇のもと、
※蘇我馬子と協調して政治を行った。
国際的緊張のなかで遣隋使を派遣するなど
※大陸の進んだ文化や制度をとりいれた。
又、冠位十二階や十七条憲法を定めるなど
※天皇を中心とした『中央集権国家体制の確立』を図った。
他、※仏教を厚く信仰し、『仏教興隆』につとめた。
今日の歴史探訪の最終地点の
『聖徳太子陵』に到着。
『竹内街道』辺りが『聖地』として注目されるにつれ・・・
『竹内街道』は、『聖徳太子信仰の道』 となりました。
巡礼など『庶民信仰の道』としての意味を持つようになりました。
平安時代には、松尾芭蕉や吉田松陰、等も竹内街道を通ったことが知られています。
最終の歴史探訪地点・・・ 『聖徳皇太子磯長御陵』 入り口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/34/dd3de7703569a50b85b88c4f096ebe34.jpg)
『聖徳太子1400年御遠忌』
『2021年は、日本の礎を築かれた聖徳太子が622年にお亡くなりになられてから
『1400年忌』をお迎えいたし、
『聖徳太子1400年の祈り』 ぜひ御参拝ください。』
『大垂れ幕』がかかっていました。
階段を上ると
『聖徳皇太子 磯長御陵』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/41/04d2b33a14f3e15332e3c48f67995c1a.jpg)
裏手まで回ると
『聖徳太子 御陵』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/44/a26b2b69f14f61284e64c2de077531a6.jpg)
心からの拝礼をし、
『聖徳太子1400年の祈り』を御参拝いたしました。
『聖徳太子1400年の祈り』を御参拝いたしました。
『道』は、『歴史の証人』でもあるのです。
『日本最古の官道』の『竹内街道』は、
時代に応じて※『役割』※を変えてきたのです。
※飛鳥と大陸との行き来を担う・・・「外交の道」
※聖徳太子信仰を支える・・・ 「信仰の道」
※物資を運ぶ・・・ 「経済の道」
※現在もなお国道166号として・・・「大阪と奈良を結ぶ道」
※平成29年に認定されて・・・ 「日本遺産の道」
今日も、私は、
老若男女、『和を以って 貴しと為す』、
同窓の友たちと、和を以って、親交を温め、
歴史が大好きな私は、歴史探訪に大満足して、
心と体のリセットタイム、体力Up、リフレッシュしてきました。
気心知れた長年の仲間は、いいなあ♡♡ 楽しいのです。
今日仲間と歩いた距離は、11,7km、19922歩でした。
今日仲間と歩いた距離は、11,7km、19922歩でした。
道ばたで売っていた『1kg 100円』の『無農薬ミカン』のおいしかったこと!♡♡
感謝!感謝!
感謝!感謝!
そして。
今日は11月22日。年間第三十四月曜日。
『聖セシリアおとめ殉教者 記念日』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/6e/832abb39a066ccfa1fc0869e1846ccee.jpg)
『聖セシリア』ラファエロ・サンティ作品
セシリアは、ローマの殉教者であり、
五世紀に、ローマで、彼女に献げられた聖堂が建てられた。
2-3世紀頃。 セシリアは、ローマの裕福な貴族の家に生まれた。
父の意志により、異教徒の青年バレリアノと結婚したが、
彼女は、神のために生涯処女であることを選んだ。
バレリアノは、彼女の熱心な信仰態度に心を打たれ、弟ティブルツィオとももに洗礼を受けた。
そして二人は、迫害されて殉教した人びとの遺体を引き取り、手厚く葬った。
このことがローマ総督の耳に入り、バレリアノと弟は捕えられ、
信仰を捨てるように命じられたが拒んだため、2人は斬首の刑を受けた。
セシリアは、彼らの遺体を引き取り埋葬した。
セシリアは、彼らの遺体を引き取り埋葬した。
その後、捕えられ、首を切りつけられて、3日間の苦しみののち殉教した。
彼女は、キリストへの愛のために殉教した者として描かれ、
彼女は、キリストへの愛のために殉教した者として描かれ、
キリスト者の女性の優れた『模範』として示されている。
「心のうちで神に音楽を奏でていた」といわれる伝承があることから、
『音楽家の保護の聖人』として人びとから親しまれている。
『毎日の読書』より
『今日の集会祈願』
『信じる者の力である神よ、あなたに呼び求めるわたしたちを顧みてください。
聖女セシリアの取り次ぎに支えられて、
ふさわしい賛美の歌をささげるることができますように。』
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、 イエスは目を上げて、
金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。
そして、
ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ce/7ed3a207dbad0abac755d7eca845c48c.jpg)
言われた。
「確かに言っておくが、
この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。
あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、
この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」』
ルカによる福音書 21章1-4節
今日のイエス様は、
『誰よりも沢山の献金』をしたやもめを、ほめたたえます。
金持ちたちは、
多額の資産の中のほんの一部、余るものの中から、献金をします。
それは、『犠牲』を伴うことなく、人々の称賛を得られるものです。
一方。
やもめは、
乏しい持ち金の全額、生活費の全額を献金しました。
それは、大きな『犠牲』をともなうものです。
人々の称賛を得られる額ではないのですが、
それは、なんでもご存じの神様の称賛を得ることが出来るものです。
『献金』は、『犠牲』を伴うものか? 『犠牲』を伴わないのか?
献金者の『心』が問われるのです。
私たちも、日々、問われているのです。
イエス様は
『私の兄弟である最も小さい者の一人にしたのは、私にしてくれたことなのである』
マタイによる福音書 25章40節 と言われます。
使徒パウロは、
『あなた方のすべては神から頂いたものです。品位ある生活をしなさい。』
コロントの信徒への手紙 7章35節 と言われます。
私たちも、やもめの献金に倣って、
神から頂いた恵みを、お人と分かち合えるようになりたいですね。
祈りましょう。
『今日のアレルヤ唱』
アレルヤ、アレルヤ。
『だから、目覚ましていなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。』
マタイによる福音書 24章42&44節 アレルヤ、アレルヤ。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日の歴史探訪仲間の84歳の友人は、
月に2~3回の麻雀、レッスンを受けているピアノのリサイタルが近々、絵画教室で今は『慰霊写真』ではなく自筆『慰霊油絵』を描いているそうです。
”自分で主体的に動く!”、美しい友人から今日も学びます。 お元気で!「