まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

邪悪なココロ

2003年04月18日 21時13分00秒 | 日々雑感
先日、職場である娘から「たまにAさんのことがうざったいんです」と打ち明けられた。

ああ、どうしてこういう話はワクワクするのだろう。

どちらの娘も嫌いじゃないから単純に面白がってしまう。

わたしは、悪口言うくらいなら面と向かって言ってしまうので、日頃ほとんど悪口を言わない。

しかしそれは、ホントに悪口が嫌いというよりは悪口を言う自分が嫌なだけで

本当のところは悪口というのは面白いものである。

言って楽しく、聞けば面白い。

しかし、それを自分に許してしまうと際限ないし

根が真面目なわたしは根腐れを起こしてしまう。

だからわたしは自分に悪口を禁じているのだが(ちょっとは言うけどね)

人から聞かされたときにワクワクしてしまう自分をよこしまな奴だと思う。

こんなのは序の口で、わたしの心の中にはもっともっと陰険でよこしまな気持ちもあるのだが

「悪い心を持った人にしか『よい心』は分からない」という怪しげな逆説もあるので

自分のよこしまな部分を、さほど苦にしてはいないのだ。

さて、ワクワクする打ち明け話をされて、わたしはどう答えるべきか。

こういうときの答え方はひとつ。

あおらない。

そして他言しない。

「そうなんだ、まあいいんじゃない?そう思ってても」

「だからこの間、ほとんど話さなかったんですよ」

こいつ、あたしともあんまり話さないときあるよな・・・。