まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

ブルータス、お前もか

2008年01月04日 16時28分14秒 | 日々雑感
年末年始は芸能人が結婚しただの離婚しただのいう話が多く

別に知らない人なのだから、関係ないのだが

テレビで顔は見知っているものだから、まったく関心がないというわけでもなく

やっぱり別れたか、とか意外だなー、などと感想を持ったりした。

中でも意外だったというか、がっかりしたのはオダギリジョーだ。

10歳以上年下の美人女優。

オダギリジョーも普通の男だったんだな。

当たり前だけど。

男はみんな若い美人が好き。

それにしたって二十歳はないだろう。

二十歳なんてつい最近まで高校生じゃないか。

しかし、男の精神年齢は女より遥かに低く

10歳年下くらいでちょうど釣り合いが取れるのかもしれない。

これまでにも10歳、20歳年下の女性と結婚したタレントが

「彼女はボクなんかより大人ですよ」と言うのを

若い女と結婚した言い訳、あるいは照れ隠しと思っていたが案外本当のことだろう。

そして男は幼稚なくせにプライドは高いから、年下の女であれば

例え精神的に彼女のほうが大人であっても人生経験を武器に

自分のほうが優位に立てるというわけだ。

オダギリジョーがただの男なのは当たり前なんだけど

どことなく彼がこれまで演じた一風変わった魅力ある男性と重ねてしまっていたのかもしれない。

勝手な想像と妄想の中ではオダギリジョーはフランス人と結婚するイメージだったのだ。

イタリア人でもドイツ人でもいい。

なんとなく、ヨーロッパの芸術家の女性と結婚するようなイメージだったのだ。

それがよりによって若い美人女優。

彼の周りには多くの若い美人がいただろうから、その中で選んだということは

若くて美人なことだけが決め手だったわけではないのだろうが

それでも若くて美人であることは必須だ。

もてる男、選択の自由のある男が若くもなく美人でもない女を選ぶはずがない。

しかし若かった女もいつか年を取り、彼女が30を越えたときには

人生経験という武器も、もはや通用しなくなる。

もっと若い女に目移りし始める頃、妻のほうも頼もしかった男が

ただのオジサンになったことを感じ始める。

そこでリセットできるのが、芸能人のいいところ。

お金に困らず相手に不自由しなければ、結婚も離婚も再婚もやり放題だ。

ちなみにわたしの初夢は知人の家に嫁に行き、姑にいじめられ

ああ、なんで結婚したのかと嘆いている夢だった。

目が覚めて安堵した。

よかった、結婚してなくて。

結婚するのも別れるのも自由。

しない自由も認めてください。