4回目を見て、やっと見るのをやめる決心がついた「うぬぼれ刑事」。
ちょうどその日にオダギリジョーの「熱海の捜査官」が始まるので
期待しつつもこれも面白くなかったら嫌だなーと思っていた。
そしたら案の定。
この枠のドラマは結構見ていて、「時効警察」も好きだったし「33分間探偵」も好きだった。
「特命係長」とか「ツーハンマン」(古い)とか「OLビジュアル系」(古い)とか
わりとしょうもないドラマも楽しんで見ていた。
金曜の夜、23時過ぎ。
「この時間だし、視聴率なんか大して気にしてませんよ。ま、好きなことやらしてもらいまっさ」
というリラックスしたB級感と安っぽさが、週末の空気によく合っていた。
それが今回は、リラックスもできないし画面は暗いしウケを狙った場面はことごとく面白くないし。
栗山千明は好きなのだけど、ボケのオダギリジョーに対してツッコミになりきれていない。
「33分間探偵」で水川あさみが堂本剛に対してのツッコミであり、コメディエンヌだったのとは大きな違い。
ただ一人、オダギリジョーはさすがのとぼけっぷり。
他の人の学芸会的ノリに対して、一人本当にとぼけた感じ。
オダギリジョーって整ってるのか崩れてるのか分からない顔立ちが魅力。
かっこいいのに変な感じ。
このドラマでいいのは、今のところオダギリジョーだけ。
だんだん分からなくなってきてしまった。
「うぬぼれ刑事」も「熱海の捜査官」も面白くないのか?
それとも、これまで面白いと思ったドラマ並みには面白いのに
単にこういうドラマにわたしがもう飽きてしまったのか?
わざとらしい展開や思わせぶりすぎる台詞やご都合主義的展開や学芸会的演技が
面白いときもあるのに、何が違うというのだろう。
B級の面白さってなんだろう。
ひとつは、製作者側は大真面目なのに予算の関係やなんかで安っぽく仕上がってしまった情けなさとか。
あるいは、作り手が大作をつくろうとか感動させようとかいう意気込みがなく、いい感じに脱力してるとか。
しかしそもそも、「うぬぼれ」も「熱海」もB級なのか?
有名脚本家、有名俳優。
どこにもB級の要素ないじゃんか。
面白くなさはそこからきているのだ、きっと。
B級ドラマじゃないくせに「このB級っぽさがたまらないでしょう」という押し付けがうっとうしいのだ。
この面白さが分からない人がいるかも、なんて思ってるとしたら大間違いだ。
わたしがテレビや小説に求めるのはリアルでも感動でもない。
どんな荒唐無稽な設定でも唐突な展開でもありえない台詞でもいい。
引き込む力さえあれば、魔法使いが出てこようが死んだ人が生き返ろうが
タイムスリップしようが構わない。
引き込む力もないのにB級感だけ出したって、やっつけ仕事にしか見えない。
これが巨匠になるっていうことなんだろうな。
つまらないもの作ってもファンは受け入れてくれて、そこそこ評価もされる。
巨匠になると忙しいから、一つ一つの仕事に100%の力を出すことなんてできないのさ。
「熱海の捜査官」、もしかして「ツインピークス」のパロディ狙ったの?
だから一話完結じゃないの?
何が何でも正味30分で完結させた「33分間探偵」より、まったく見応えなかったけど。
もっともこういうのは主観ですからね。
面白いって人がいても当然だし。
「熱海」も来週見て、見続けるかどうか決めようっと。
ちょうどその日にオダギリジョーの「熱海の捜査官」が始まるので
期待しつつもこれも面白くなかったら嫌だなーと思っていた。
そしたら案の定。
この枠のドラマは結構見ていて、「時効警察」も好きだったし「33分間探偵」も好きだった。
「特命係長」とか「ツーハンマン」(古い)とか「OLビジュアル系」(古い)とか
わりとしょうもないドラマも楽しんで見ていた。
金曜の夜、23時過ぎ。
「この時間だし、視聴率なんか大して気にしてませんよ。ま、好きなことやらしてもらいまっさ」
というリラックスしたB級感と安っぽさが、週末の空気によく合っていた。
それが今回は、リラックスもできないし画面は暗いしウケを狙った場面はことごとく面白くないし。
栗山千明は好きなのだけど、ボケのオダギリジョーに対してツッコミになりきれていない。
「33分間探偵」で水川あさみが堂本剛に対してのツッコミであり、コメディエンヌだったのとは大きな違い。
ただ一人、オダギリジョーはさすがのとぼけっぷり。
他の人の学芸会的ノリに対して、一人本当にとぼけた感じ。
オダギリジョーって整ってるのか崩れてるのか分からない顔立ちが魅力。
かっこいいのに変な感じ。
このドラマでいいのは、今のところオダギリジョーだけ。
だんだん分からなくなってきてしまった。
「うぬぼれ刑事」も「熱海の捜査官」も面白くないのか?
それとも、これまで面白いと思ったドラマ並みには面白いのに
単にこういうドラマにわたしがもう飽きてしまったのか?
わざとらしい展開や思わせぶりすぎる台詞やご都合主義的展開や学芸会的演技が
面白いときもあるのに、何が違うというのだろう。
B級の面白さってなんだろう。
ひとつは、製作者側は大真面目なのに予算の関係やなんかで安っぽく仕上がってしまった情けなさとか。
あるいは、作り手が大作をつくろうとか感動させようとかいう意気込みがなく、いい感じに脱力してるとか。
しかしそもそも、「うぬぼれ」も「熱海」もB級なのか?
有名脚本家、有名俳優。
どこにもB級の要素ないじゃんか。
面白くなさはそこからきているのだ、きっと。
B級ドラマじゃないくせに「このB級っぽさがたまらないでしょう」という押し付けがうっとうしいのだ。
この面白さが分からない人がいるかも、なんて思ってるとしたら大間違いだ。
わたしがテレビや小説に求めるのはリアルでも感動でもない。
どんな荒唐無稽な設定でも唐突な展開でもありえない台詞でもいい。
引き込む力さえあれば、魔法使いが出てこようが死んだ人が生き返ろうが
タイムスリップしようが構わない。
引き込む力もないのにB級感だけ出したって、やっつけ仕事にしか見えない。
これが巨匠になるっていうことなんだろうな。
つまらないもの作ってもファンは受け入れてくれて、そこそこ評価もされる。
巨匠になると忙しいから、一つ一つの仕事に100%の力を出すことなんてできないのさ。
「熱海の捜査官」、もしかして「ツインピークス」のパロディ狙ったの?
だから一話完結じゃないの?
何が何でも正味30分で完結させた「33分間探偵」より、まったく見応えなかったけど。
もっともこういうのは主観ですからね。
面白いって人がいても当然だし。
「熱海」も来週見て、見続けるかどうか決めようっと。