まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

総括

2010年09月21日 18時28分26秒 | テレビの話
とうとう最終回まで見た「熱海の捜査官」。

もしかしたら、筋も結末もないんじゃないかと薄々思ってはいたが

まったく何もわからないま終わった。

思わせぶりな「東京は大変」も「素子さん」の正体も明らかにならず。

収拾がつかなくなったのか、初めからつける気なかったのか。

やっぱり「ツインピークス」のパロディだったんだろうな。

そういえばわたしは、ツインピークスを最後まで見たのだろうか。

朦朧としているところもツインピークス的かもしれない。

風宮は死んだの?

倒れていた看護婦は死んでるの?

オダギリジョーは死後の世界へ行ったの?

なーにがなんだかわからない。

わからなくてもいいんだろうけど。

それより、栗山千明が「子供のように泣く」シーンがあったのだが

あまりの下手さに驚いた。

栗山千明は怒ったり、にらんだりの表情はとてもいいのに。

最初うっとうしかった、ふせえりが段々と面白くなってきたのは見慣れたせい?

銀粉蝶の存在感、東雲役の子のふっくらほっぺがよかった。

小島聖もきれいだったし。

最終回でオダギリジョーが怒鳴ったのがちょっと新鮮だったかな。

それまでずっととぼけてたから、なんかギャップで。

そしてうっかり最終回を見た「うぬぼれ刑事」。

初回と2回目と最終回が宮藤官九郎の演出だったらしいけど

ドラマの演出、向いてないと思う。

最終回は特につまらなかった。

5人で踊るシーン、時間調整かと思うほど長くて退屈。

長瀬君にあんなにお尻振らせる意味もわからないし。

最後に酒井若菜を出したのは誰へのサービス?

最後までクドカンファミリーにこだわったこのドラマは、

宮藤官九郎の宮藤官九郎による宮藤官九郎と、そのファンのためだけのドラマでした。

生田斗真(こういう字?)芸達者だけど、知人によると今度、光源氏をやるそうで

ちょっと顔がうるさすぎないか?・・・ってこれはうぬぼれ刑事の受け売り。

演技派だから、意外としっくりくるかも?