まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

迷路

2012年06月26日 16時05分20秒 | 箸が転んでも
職場の若い娘がパソコンに向かいながら

「ケイグと、なんでしたっけ」と尋ねてきた。

なにやら書類を作っているらしい。

敬具?

「ケイグとなんでしたっけ」

ああ、拝啓?

「違いますよ。ケイグと・・・あれ、ケイジ?」

掲示?

「違いますって。あれですよ、おめでたいこと・・・」

ああ、慶事。

「そう、それとケイグ」

え、またケイグ?

「その反対」

あ、弔事?

「そう、それです」

別の日。

「シュクショウっていうんでしたっけ」

縮小?小さくすること?

「違いますよ。下のほうに小さな字で」

小さな字で?

「なんか注意とかが書いてある」

あ、注釈?

「そう、それです」

この質問で正解にたどり着くわたしもすごいが、聞いてくる娘もすごいと思う。

彼女の名誉のために言うならば、漢字には弱いけどとても賢い娘です。



コメント
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