まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

お前もか・・・

2016年10月18日 23時00分39秒 | 日々雑感
今のわたしたちが、平安時代どころか100年前とでさえ違う言葉を使っていることを考えると

「ら抜き言葉」や「させていただく」にいちいち目くじらを立てるほうがおかしいのだろう。

そうは思うが、違和感を覚えるのも仕方がないだろう。

今やNHKのアナウンサーでさえニュース以外では「見れますか」と言う時代だ。

「させていただく」も、一番へりくだっているのだと思えば便利な言葉だ。

ただ「言わせていただく」を「言わさせていただく」とか

「聞かせていただく」を「聞かさせていただく」とか、やっぱり受け入れづらいし

「やらさせていただく」にいたっては、もうへりくだってるのかどうかもわからない。

料理番組の「ニンジンをこういう風に処理してあげると、後が楽です」のような言い方は

もう慣れてしまったが、気になるのは「野菜たち」とか「花たち」という言い方だ。

「こういう雑貨たちが好きなんです」とか。

「花々」や「雑貨類」でよくないか。

今、新聞の連載小説を楽しみにしていて

朝はどのページよりもそのページを開くほどなのだが

「会社達は」と書かれた場面があって、がっかりしてしまった。

意図的なものなのだろうか。

いくつもの会社のことを指したかったのなら

「それらの会社は」と書けば複数の会社を示せるのに。

なんて。

他者を批判するほど、正確な文章書いてませんね。

反省・・・