「どこか遠くで暮らしたいなあ」
とつぶやくのはたいてい仕事が嫌になったときだ。
特につらいことがあるわけじゃない。
パワハラ上司も意地悪な同僚もいない。
だからこそもやもやすることがある。
「悪い奴」に対しては誰かに愚痴れば、共感してもらえる。
でも、そうじゃないもやもやに関しては
誰にも愚痴れず、共感もしてもらえない。
わがままと言えばわがままなのだ、わたしは。
そんな自分が嫌になったときに
「遠くに行きたいなあ」と思う。
わたしのつぶやきを聞いた母が言った。
「岐阜県にしなよ」
え、なんで。
「滋賀とかさ」
え、なんで。
「じゃなきゃ岡山」
だから、なんで。
でもいいところばっかりかも。
この時期、年度末と言うこともあって
心身共に忙しいのだが、別の事業所に電話をしたら
普段はおっとりとした年上の女性が
「やってらんねぇ、って感じですよね」
と言うので、わたしは笑いながら涙ぐみそうになった。
情緒不安定の春です。
※このブログはかれこれ20年くらい前に開設しているのだけど
最後のコメントが10年前。
いかにマイナーなブログといってもすごい。
誰かが読んでくれているのかいないのか
手紙を入れた小さなびんを海に流しているようなブログ・・・