まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

偶然だから

2011年04月12日 18時25分15秒 | 日々雑感
ラジオをかけるとカーペンターズの「イエスタディ・ワンスモア」が流れてきて、嬉しくなった。

特にカーペンターズのファンというわけでもないがCDを持っているので

聴こうと思えば、この曲はいつでも聴ける。

偶然つけたラジオからこの局が流れてくる確立は結構高い。

プレスリーの「ラブ・ミー・テンダー」も、そう。

有名な人気曲だから、リクエストも多いのだろう。

しかし、ラジオをつけた瞬間に流れると嬉しいのはなぜだろう。

去年の暮れあたりから、仕事の休憩中にラジオを聴いているのだが

聴きたいジャンルの曲がかかる確率は低い。

昼はなぜか演歌とJ-POPとクラシックばかりである。

言うのがはばかられるが、わたしはクラシックが苦手だ。

演歌もなあ。

日本の曲なら、昔の歌謡曲のほうがいい。

では昼に聴きたいのは何か。

ボサノバとかシャンソンとか。

大体わたしは、10代からシャンソンやカンツォーネが好き、と渋好みである。

そして夕方の休憩で聴きたいのは古いアメリカンポップスやオールディーズ。

偶然つけたラジオからテネシーワルツやスタンドバイミーなんか流れてきたら沁みる。

アンチェインドメロディなんかもいい。

昼も夕方も聴きたいのはジャズ。

しかし、なかなかラジオでは流れないので小さなCDプレーヤーを買って手持ちのCDを聴くことにした。

まあ悪くはないのだが。

やっぱり偶然流れてきた曲を聴いたときほど沁みない。

当たり前だけど。

だってどんな曲がかかるか分かってるんだしさ。

アナログ人間のわたしは、デジタルオーディオプレーヤーが好きになれない。

そもそも25年くらい同じ曲を聴き続けているのだから、手持ちのテープとCDで充分だ。

初めてCDを聴いたときにも、音が薄っぺらで軽すぎる気がしたものだが

家にはもうレコードプレーヤーがないのだから仕方がない。

でも最近の歌手で一人だけ気になる人がいる。

アデル。

ラジオで偶然流れてきたのだが、DJの紹介がなかったら最近の若い子の歌とは思わなかっただろう。

懐かしいような音、枯れた歌声。

一曲しか聴いてないから気に入るかどうか判断は難しいけど。

だいぶ売れてるらしく、流行りものぎらいのわたしとしては悩むところだ。

まあしかし、流行ってようが廃れてようが自分がいいと思えばいいのだろう。

偶然知ったことでもあるし。
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