まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

延々、円と縁

2020年09月04日 23時35分48秒 | 日々雑感

夕方、スーパーに買い物に出かけた。

カゴに手を伸ばすと、100円玉が見えた。

(めんどうな・・・)

仕方なくそのままサービスカウンターに行くと誰もいない。

忙しい時間帯だから出払ってるのかしらん。

仕方なくレジに行き、いつも仏頂面の店員さんに

「あの、これカゴに入ってました」

すると、これまで見せたことのない笑顔で

「まあ、すみません!」

ハレルヤ・・・って気分で買い物を始めた。

わたしは、なぜかお金をよく拾う。

人と比較したことないから言い切れないけど、よく拾う方だと思う。

始まりは小学生の時で、千円札が数枚(いくらだったか忘れた)、

ぽろりと道に落ちていたのを拾って交番に届けた。

半年後、わたしのものになった。

前の職場(販売関係)でも5,000円札を拾い、店長に届けたがその後どうなったかは知らない。

次の職場(販売関係)でも30,000円!を拾い、店長に届け、店長が警察に届け

その後の権利は放棄するのが会社の決まりだったので、持ち主が現れたかは分からない。

札のまま落とすということは、札のまま持ち歩いているということだろうか。

結構な大金なのに気づかないものだろうか。

落としても音がしないからなあ。

小銭にも縁がある。

別の職場で、机の下の隙間に書類を落としてしまった人がいたので

物差しで探っていたら、5円が出てきた。

拾得金で上げねばならず、めんどうな目に。

ファミレスで食事をすれば50円多く釣り銭を返され

「多いですよ」

コンビニでも50円多く釣り銭を渡され

「多いですけど」

いつもきちんと確認しているわけではないのに

たまたま確認したときに間違いがあったということは

確認しなかったときにも何らかの間違いがあったかもしれないということだろうか。

大金には縁のない人生だけど、自分の懐に入るわけではないお金には縁がある。

円だけに。

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