まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

ほーほけきょ

2002年08月22日 22時01分00秒 | 箸が転んでも
今の職場で働くようになって驚いたのは、そこで働いている人達が

あまりにシャイということだった。

「シャイ」というと聞こえはいいが、なぜかみんな

人より目立たないように、調和を乱さないようにしている、という印象だった。

何が驚いたって、「恥ずかしいから」って

マイク放送を極力避けてることにびっくりした。

以前、広いホームセンターに勤めていたので

お客さんを待たせないためにも、自分が楽するためにも

マイク放送というのは欠かせないものだった。

それが、この店の人達は、用事があると走り回って人を呼びに行く。

迷子が出ると手を引いて店中練り歩く。

レジが混むと大きな声で応援を呼ぶ。

なんじゃそりゃ。

前の店でカウンターも勤めたわたし、自慢じゃないがマイク放送は得意だ。

こういっちゃなんですが、声はいいんです、声は。

ま、ちょっとしたウグイス嬢ってところでしょうか。

※注)たまには自慢も聞いて下さい(^^)

で、マイクを多用してたら、段々みんなも便利さに気付いたのか放送をするようになった。

そんな店の人々が最も嫌うのが「迷子放送」。

すぐ「やってよ~」と頼みに来る。

この前なんか倉庫にいたら内線電話がかかってきた。

「あ、ゴメン。迷子さんなの、放送お願い」

こんなことしてる時間があったらさっさと保護者探してやってくれ。

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