右脳セミナー報告
このセミナーは4回シリーズらしい。(次回は忘年会で出られない・・・・)
今日は1回目とあって、導入があり、ちょっと興味を惹く内容のはしりを見せてもらったという感じ・・自分が授業を持ち始めてからというもの、この導入が結構大切だということ日々体感しているので、興味をもって聞いていた。
右脳の大切さと同じくらいに講師が力を込めていたのが、右脳の能力を疎外する、破壊するもの。なんとその筆頭にあげられたのが、メールだった。
右脳の世界はイメージの世界。関連するイメージを膨らませ広げていく。いうならば想像力の世界だ。左脳が知識の脈絡のない羅列であることと対するらしい。
ふと、最近あった、メールでのすれ違いのことを思い出していた。
私は、今日のセミナーを聞いて思ったのだが、どちらかというと右脳の世界に近い発想をするようだ。様々の出来事が風景として浮かび、その中での人々の感情の動きなどに非常に敏感である。考えすぎるきらいもあるのだが・・・・・。
右脳が発達している人、風景を文章で描ける人は、実は自分の持つイメージが強すぎて、言葉を自分の描く風景の中に、当てはめてしまうのではないだろうか。
同じような人間が二人でメールのやりとりをすると、違った風景の中での思い込みで、相手が何を聞いているのか、求めているのかが理解できないのではないかと思った。誠実に一生懸命考えているのだが・・・・。
結果、微妙にずれていくやりとりに、メールの回数は増える。まさか、そうじゃなくて・・・とは、言えないから婉曲に方向を変えようとするのだが・・・婉曲では風景を変えることはできない。
セミナーの講師曰く、会って話すことが大事。人間同士、目の動き、雰囲気、そして言葉、五感を使って会話しているのだからメールでのやりとりは不毛だと・・・。確かに一理ある。いったん誤解が発生すると、食い違いを分かって欲しくて何回もメールを返信することになり、結果 すごいエネルギーで知りたいのね~とか言われてしまう。いいえ、ただ、私のメールをわかってよ~と言いたいだけなのに・・・。
でも、私にも分かることがある。私は生徒と接するとき、必ず目を見る。言葉には表さない感情を人は目であらわす。大丈夫です と口では言いながら、不安そうな目をしている生徒もいる。言葉で表わすこと事体が簡単ではないことを、私は一番感じているはずだった。
一生の間で、同じ時と、場所と、価値観を共有できるチャンスをもてる人が何人いるだろう。どんな出会いであっても、お互いが選ばれる運命のようなものを感じてもいる。
そうね。会って、目をみて話してこそだよね。 本当に右脳セミナーに出てよかった。メールはアポイントのみに使いましょうと、講師の方が勧めてておられました。
今度いつ会えますか?と、メールを書いた方が、よさそうだ。