晩秋のつくば 初フルマラソン完走
土曜につくば入り。快晴。Aさんと合流。
ランチタイムに・・・地元のものをと思ったのだけど、何がいいかと迷って結局我家で用意をしたの、と。お宅で心のこもったランチをご馳走になる。洋風の建築のお宅、、手入れのされた庭。ビーフシチュー、サラダ、パン、そしてデザートのケーキ。会話も弾む。とっても美味しかった。ご馳走さまでした。
その後、ご夫妻で私が次の日に走るコースを車で案内してくださる。黄色の銀杏が太陽に反射して、それはそれは美しい景色だった。
そして、つくば山へ向う。夕日のなかの麓の景色。広大な関東平野を一望する。
本当に至れり尽くせりの歓待をしていただく。なんて私は幸せ者なのだろうと思った。
マラソンを走ったのは確かに走った。途中で足が痛くもなって、ピンチもあった。
でも、最後まで走れたのは、何日も前からもらっていた応援メールの数々のおかげだった。本当にたくさんの応援をしてもらった。走っているとき私はそのメールを思い出していた。
天気も雨を覚悟していたが結果的には降らなかった。走りながら空を何度も仰いだ。母が私が走り終わるまで、雨を降らさないように天国から守ってくれているような気がしていた。
つくばで集合したラン仲間の中にも入れていただいた。スタート前の緊張は皆といることで、最小限で済んだ。走り終わって、連絡すると待ってくれていた。東京まで一緒に帰ってきたから、車中も会話が楽しかった。
マラソンをゴールした時、人生が変わるほどの感動・・・・を、実はあまり感じなかった。それより、もう走らなくてもいい…走るのをやめてもいいんだ・・というほうが正直嬉しかった。
私が今回のマラソンで感じた感動は、人のあたたかさ・・・というか、人から大切にしてもらう幸せを感じたということかな。本当にありがとうございました。
人を大切にしなさい そして、人から大切にされることに感謝しなさい・・・というのが、神様がマラソンを通じて私に用意してくれていた教えだった。それしか考えられない。
つくばのスタートに立ってよかった。マラソンを完走して本当によかった。
そうそう。今は名古屋の兄の家でブログを更新しているのだが・・・駅まで迎えに来てくれた兄 そして、美味しい夕食を用意してくれていた姉にも本当に感謝している。
いい一日でした。
余談 28日にマラソン報告を盛り込んだ、飲み会あり。これはかなり完走するにあたっての、モチベーションを上げてくれた。だって、完走しなかったら・・・話すことがないからなあ。もうひとつ。成功回路を作りたかった。シカゴのことがあった。途中で棄権する(あの時はポリスに走ることを止められたのだが・・)、その後のむなしさ、悔しさもあった。今回もハーフまで、そこまで行き着くまでが長かった。完走できないのではないか・・という不安もあった。でも、ここでまた完走しなかったら、そういう自分の回路ができてしまうような気がしていた。だからどうしても成功回路を作りたかった。
がんばってくれた足が今は悲鳴をあげている。私の素敵な足にも本当に感謝している。