どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

平均台を歩く感覚

2009-11-28 05:07:01 | がっちんこん

フルマラソンを走ることは、私にとって平均台の上を走っているような感覚だった。

右に落ちる道もある、左に落ちる道もある。どっちになっても不思議ではなく、それでも、平衡感覚を維持しながら進む・・・・かな。

足はハーフの時点で痛かった。新しい靴のおかげで、つま先とか足の裏が痛かった訳ではない。ひざが痛いなあと感じ、それからふくらはぎが痛くなった。痛いといってもどこか怪我をしたようなひりひりした痛みではなく、足に疲れがきてるなあという張りのある痛み。ああ・・・体重が重いと当然思った。

この間の調整不足は否めない。どこか自分に甘いのよ。一年かかっても体重が落とせなかったのだから・・・。

それにしても、痛くなってしまったことを自覚してどうするか・・・だった。ハーフの時点で痛かったのだから、残りの道のりは限りなく長く感じて・・・正直無理なのではないかと思った。それでも、最後まで走りきれたのは、だめだあ・・・という気持ちをはぐらかしながら・・・やれるんだと信じきったこと。とにかく気持ちの問題につきる。でも、それは、あやういあやうい道だった。

どっちに転ぶこともあり得る・・そんな道だった。容易に右にでも、左にでも傾きそうだった。自分でもよく歩かなかったと思う。とにかく30K過ぎた時点では、腰痛までもが加わったから・・・・

できる・・・必ずできる・・・と自分に言い聞かせながら走った。だからゴールしたとき、あまりの感動に涙がぼろぼろ出て・・・ということがなかったのかもしれない。私にしては、非常に淡々としていた。できることができた ということとと、できないかもしれないことが出来た ということの違いだ。苫米地英人氏のおっしゃる、『エフィカシーを高く維持する』こと。これを自分で体感したことは大きかった。

夢の続きがある。父は、私の夢を応援すると言ってくれた。いつまで追いかけるんだ・・・もう、いいだろう と言いながら、入り口に立つことができたら、連絡をしなさい と、応援宣言をしてくれた。

まだ、私は平均台の上を歩いている。どっちに転ぶのか・・自分次第だ。

 

 

コメント
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