どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

つい、この前のこと

2010-01-21 05:55:15 | なっとくる

昨日は、語呂合わせではないが、午前中は病院、午後は美容院に行っていた。

美容院って不思議な空間で、ちょっとした非日常を味わえる場所でもあり、髪の毛を触ってもらいながら、どこか『美しくなる』期待のようなものもあるのだろう、わくわくしていて、リラックスする場所でもある。日本では、そういう前提のもとに、空間作りにも相当配慮がされていての、店作りになっているような気がする。

私を担当していてくれた人が辞めたので、初めてその店のオーナーに、私の髪をお願いした。息子同士が同級生だということはわかっていたので、きっと同年代だろう。オーナー一人で、予約をとって経営する方針に変えたようで・・・だから、二人っきりでゆっくり会話をすることになった。

話してみると、そうかこんな人なんだ・・・・と、チョココーティングが溶けていくように、彼女が本来もっている中身が見えてくるような感じがした。話は、個人的ナところに進む。あまり、隠すべきものもないという、大らかな感じのする人だ。だんだん話が自分たちのことから、例えば私のお弁当作りのこととか、彼女のずっと仕事を続けてきてのこととかから、『女性』のことになっていった。

彼女が、ついこの前のことよね。。と表現したのは、女性参政権のことだ。

日本では女性が大変長い間押さえつけられてきた。その象徴が、ついこの前もらった、選挙権だよね となった。

私は正直、新鮮な驚きだった。そして、とってもうれしくなった。それは、私も同じように考えているからに、他ならない。それからも、話は弾み、あれこれと時間を忘れてしゃべった。コーヒーもお代りしてもらい、お互いにコーヒーカップを持ちながら、あれこれ話をした。

彼女の美容室には、色々な商品が置いてある。値段が付いた、手作りアクセサリー、平織りのマフラー、造花のアレンジされたフラワー。それらは、素人の販路を持たない女性たちが、自分の作品を発表するちょっとした、ギャラリーになっている。

美容室は、前述したようにちょっとした非日常でもあるので、アクセサリーなどは、特に気になるし、素敵だなあと思うに違いない。値段も手ごろで、安いとはいえないが、ちょっと背伸びしても、自分の美しさを引き立ててくれるものとして、買ってもいいかなあ・・・と思わせるような値段だ。

これも、彼女からの女性への応援エールかなあと、話をしながら考えていた。

コメント
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