どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

ああ・・福袋 これだから・・福袋

2010-01-03 14:35:36 | ぼっとん

渡米中は忘れていた。

仙台の初売り。正月二日は豪華絢爛なおまけがつく。全国ニュースになるくらい有名だ。

私は、大学時代の友人と、元旦の午後三時から急ピッチで飲んで、喋っての新年会をやらかした。参加者三人、すっかりいい気分で、実家に行ってしまった。実家のしらけムード?楽しい? なんだかはっきりしないまま、無事我が家に帰ってきた。

はははは・・・・。やはり、一日経過して、新たな年を迎えても、そう簡単に性格は変わらんね。頭の重い二日の朝を迎えた私は、初売りに行こうなどとは、全く考えなかった。それに長い間、忘れていた習慣は・・・そのまま・・・忘れてしまった。

実家にお泊りさせてもらっていた、息子たちと、愛車をピックに向かったのは、お昼頃だった。息子たちは初売りに行ったらしく、大きな福袋を抱えていた。中身を確認して着てみていた三男の背中が固まっている。どうしたの? 服が脱げないもよう。あれ、そういえば、最初にきて見せてくれた白のジャケットもデザインがしっくりこなかったような・・・・あれ・・それ女物じゃないの? 

なんで!!どうして!!といっても、しょうがない。それはまさしく女物の福袋だった。でも、まあサイズが私にぴったりだし、色の基調も最近私が凝っている『あお』だったから、私が買い取ることで一件落着。自分なら買わないような、かわゆい 洋服がたくさん。私が買ったのではなく、あくまで尻拭いなので、日頃私の着る洋服に目ざとく異論を唱える、三男も沈黙傾向・・・ははは、いいじゃない。私は早速その中の一枚を着ることにする。

しかし、そうするとどうしてももう一回改めて福袋を買いたくなった三男。けっこう中身がいいじゃない と改めて福袋の充実ぶりを再認識した私。もう一回いってみよう とお昼過ぎから発売りに出かけてみた。

ひところは、午前中に、それも並ばなくては買えなかった福袋。今は、午後でも売れ残っている。どれ・・と三男が、福袋を買っているお店の隣の福袋を買ってみようかな~と、見ていた。何が入っているの? と聞くと、男性の店員さんが中身を見せてくれる。そこのお店の雰囲気は、結構押さえた色合いのものが多く、デザインもベーシックなものが多かった。私はせっかく見せてくれるという店員さんを制して、いいよ、それ買います、と言った。店先で、並べてみるなんて格好悪くてできないでしょう? 颯爽としてなくてはいけないよ。これも運命だと 思うことにした。

家に帰って、まず福袋を開けてみた。すると、え?なに?これ? と午前のあの三男と同じ状態になる。人は同じ経験をして、初めて人の気持ちがわかる。

水色の三段フリルのフリフリブラウス。大きく前にリボンがついたつなぎのスラックス? やたらとかわいいボタンがついている 黒のコート? 嘘でしょう?こんな服あのお店に無かったのに・・・・。と、痛い視線。我が家の財務大臣が私をにらんでいる。無駄遣いして・・・・。息子の視線 誰がきるの!!

え~い!! 私が着るんだ。無駄になんかしない。早速着てみる。あら、なかなかいいじゃない!!・・・はは。私のストレートなロングヘアーに似合ってるよ ・・・はは。

外へ着ていくなよ。ホットイテ・・・。目が慣れてくると、なかなかいいじゃないよ~。

もう、誰も、私に何も言わなくなった。福袋っていつもこんなもんだ。いいなあと思って調子にのると、奈落の底に突き落とされるような、落ちがまっている。その手前でやめておけばいいものを・・・・正月気分が後押しする。絶対得なのよ・・・福袋。

来年は絶対に買わない。一年が始まった二日目に、もう来年のことを誓う自分が情けない。あーーーあ。

 

コメント
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