УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『もしも徳川家康が総理大臣になったら』

2024-08-11 18:52:00 | 映画
今日、スパ銭に行きましたら変わり風呂がミント湯で。
湯温が28度くらい、ミントオイルじゃなくて多分乾燥ミント葉で、ミントオイルだと急激な冷え感なんだけどそうじゃなくて全体的にぬる〜さ感があり気持ちいい風呂でした。
夏は毎日やって欲し〜い!今日限定みたいでさ。

で、もしも徳川家康が総理大臣になったら、を見てきました。

コロナ禍で内閣でもパンデミックで総理も死去。
で、日本を救うため過去の偉人をAIで再生し1年間限定で内閣を組ませる!ってわけで、総理が徳川家康、官房長官が坂本龍馬、財務大臣が豊臣秀吉、経済産業大臣が織田信長、法務大臣が聖徳太子、文部科学相が紫式部、外務大臣・足利義満、総務大臣・北条政子、厚生労働大臣・徳川綱吉、農林水産省が徳川吉宗、って感じでねー。
まあ、設定も設定だし予告も予告だし、監督が翔んで埼玉とかテルマエロマエだし、まあお笑いギャグ路線だろう、と思ったら以外にエンタメ要素を十分保持しつつも現代社会問題にまで考えさせてくれる、しかし重くはなく、って感じで想像以上に良かったですよー。
今、原作本をオーディオブックで聞いてますが、先に映画から原作の方が多分いいです。
原作好きだと映画はやはりおちゃらけ感が鼻につきそうな気がする。
映画→原作、だと同じ素材を使い、いかにエンタメ化して映像的に見せるか?の違いが見えて面白いからさー。

パンデミック拡大を防ぐため、家康政権は1ヶ月ロックダウン、一次給付金50万円、という政策を取る。
財源はどうする?に、国債発行!と来たり、消費税減税、農業支援政策を国策にして食料自給率高めるのが国防とか・・あ、あれ?れいわ新選組の政策じゃん!(笑)
つうか、れいわの政策というか、不景気の時の取るセオリーの対策がこれがスタンダードなのであり、それをしないリアル日本政府がおかしいんだよねー、実際のところ。
で、石田三成とか土方歳三とかも出てくるよー。
誰もが名前くらいは知っている歴史上の人物ばかりだし、現代のテレビのパロディとかもあり、政治ネタもちょっと浅いがバラエティ番組ネタレベルだから誰でも楽しめるしわかる映画でエンタメとしては問題ないかと。
この映画で案外投票率上がってくれたら面白いね、可能性はあると思う。

で、原作を読み(聞き)始めたんだが、こっちはもっとマニアックで組閣メンバーも違ってたり副大臣でよりマニアックな偉人が出てきたり、政治ネタもより細かくなってるので、こちらはある程度素地がないと大変かなー?
今の日本は議会制民主主義でそれが当たり前な我々だけど、その制度が取り入れられたのってまだ100年くらい?
戦前が民主主義かって言われたらビミョーな気もするし。
で、日本は専制主義の方が長い歴史を持っていたわけであるし、その専制政治な時代に生きてきて国を動かしていたのが『偉人』であり、彼らが日本国憲法下の民主主義での国家運営をどうするのか?
そのあたりのジェネレーション(?)ギャップ的なとこも面白い。
クライマックスシーンの場面の一箇所は、静岡のグランシップでのロケらしいそーで、全然わからなかったなあ〜
静岡駅前の家康像がちらっと出てました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする