生ぬるい風が吹いてます、と思ったらこれから一雨来るらしい。
で、
図書館で今日借りて読み始めたが、面白い!
普通に学校出て普通に会社勤めの著者が、行政と仕事をする事になったが、民間とのあまりもの感覚、認識の差に愕然!
こんなんで税金使われちゃたまらん!ってわけで、市会議員になり是正すべく市議会に殴り込みじゃ!って話だが(多少違うか)
例え地方の市議会議員といえど、議員はやはり庶民とは種類が違う、って感じのかなりの異世界。
最初から議員先生の2世3世と生まれ育った人々は、やはりいくらなんと口では云おうが、国民視点で、とかは無理なんでしょう。
しかし、人間のもっとも強靭な生存能力は適応能力!・・つまり、慣れ^_^;;
ってわけで、何期か議員やってると普通だった人でもあちらの世界の事情や常識もわかるようになってくる、感じでしょうか?
国会でも質問あるけど、あれは予め質問する議員が質問内容を関係部署に提出し、それを読んだ担当官僚が回答を用意して、総理や大臣に渡し、当日はその答えを読み上げる、ってしくみ。
国会討論であるようでいて、実は脚本がある討論、ってNHKの日曜討論が実は全然討論じゃないのと通じてるとこがあるのかも?
でも、いわば脚本が最初からある事で、道筋が出来ており短時間に要領を得た質疑応答が可能、な利点もあるそうで。
・・まあ、要領得てればねー^_^;;
議員の国会質問って質問自体も見せ場ではあるが、それ以上に質問と見せつつ自らをアピールする舞台なんだろうねー。
あのれいわのクリップ芸とか、まさにそうだよねー。
答弁時の返答、
『検討します』→まあ、少しは考えてやってもいいけど
『研究します』→あー、はいはいそのうち考えるかもね
『推移を見守ります』→やだね
ぷぷぷ、目に浮かぶようだわ〜
岸田総理の『聞く力』→聞いてはあげるが、聞き入れるわけじゃないよ、って感じかな?
で、以前別の選挙の本でも読んだ、選挙に勝つために必要な『3つのバン』
カバン・ジバン・カンバン。
立候補者の能力ややる気よりも、資金力知名度バックの後援会で選挙の勝ち負けが決まる、の話もあり、
『もうね、この業界袋小路に入ってます。選挙の仕組み自体を変えないと無理かも』
・・わかる、わかる!
だから壺が大手を振るう世の中になっちゃうんだよね!
四コママンガ+解説文2ページ、とかなり読みやすくて面白い本でした!
って、まだ途中だが^_^;