センテンツスプリング、初購入〜(笑)
文春、つうとスキャンダル報道とかで扇情的な印象あるがなかなかお洒落な表紙だなー。
表紙だけだと何の雑誌だかわからないし、
記事見出しを表紙にして煽る月刊Hanadaとかwillとは全然違う。
で、買ったのはもちろん?岸田内閣の官房副長官・木原誠二氏の件。
最初は単なる?不倫ゴシップのはずが、毎週毎週新事実暴露!で、しかもまだまだありそう・・恐るべし、文春!
この一件、文春以外の既存のマスコミはほとんど取り上げてないけど、ネット上では大炎上!って感じで。
最初は木原氏に愛人と隠し子がいて、って話からその愛人に木原氏がぽろっと漏らしたらしい一文、俺がいないと妻(本妻)が警察にしょっ引かれるから、って話からいきなり十数年前の不審死事件と木原氏の妻との関連話しとなり。
木原氏の妻は再婚で、以前は別の男性と結婚していたが、その元旦那が不審死したんだが何故か自殺として警察は処理した(彼女のお父さんは警察関係者らしいが)
その後、彼女は銀座のクラブで売れっ子ホステスとして働きそこで木原氏と知り合う。
議員になったものの、次の選挙時に民主党政権となった時代なんで木原氏は落選。
Non議員でも彼女は献身的に彼を支えて、糟糠の妻的な感じでその後授かり婚。
えー話や・・って裏では、木原氏は別の愛人とも仲良くやってて隠し子?も出来てたらしいが。
その後、結構公、妻公認的に愛人とその子とも親子みたいにしてたりして、美談にするにはなんかヘン?かと思ったら、そーいう裏があるから多分本妻も浮気されようがあんまり強く出られなかったのかなー?
で、数年経過し、元旦那の不審死事件、やはり自殺で済ますのはおかしい!と、警察が再捜査を始め、本格的にサツイチと呼ばれる精鋭捜査部隊が動き始める。
が、何故か同時期に木原氏が政府と警察との調整を取り持つようなポストの長となる。
で、妻の任意聴取は続いていたが、次第に木原氏からの圧力?が来て、突然再捜査は事実上打ち切り状態に。
そんなのおかしい!と、被害者の父・姉達が声をあげ、今週の文春では当時の取調官が実名で告発!って感じで。
なーんか、まんまサスペンスドラマか、いや映画化できるか!?後5年くらいしたらネトフリドラマ化されたりしてー!と、本気で思えるくらいの怒涛の展開!
多分、今まで木原誠二官房副長官は事実無根で人権侵害だ!とか言ってましたが、少なくとも『事実無根ではない』=木原氏は虚偽発言をし刑事告訴をちらつかせてジャーナリズム(と文春が言えるかは微妙かもだが)と言論を弾圧しようとした、っていうのは事実になってしまいました。
今後の問題は、木原氏が警察に圧力かけて捜査に影響与えようとしたのか、どうか?ってあたりが一番かな??
正直、真犯人とかはどうでもいい、というか庶民にとっては二の次かと。
なんでも、木原氏の妻が犯人?ってから彼女が当時親しくしていたY氏が犯人?からの更に第三の男、Z氏まで出てきてますからなー。
なんか私の脳内では映画化映像の断片がすでに出来てて、主人公はゴシップ週刊誌に勤務2.3年くらいのまだまだひよっこ女性記者。
大学時代は政治や社会に強い興味があり、卒業後はジャーナリストとして切り込んでいきたい!と、意気込んでいたが、就活は失敗続。
新聞社もテレビ局も全滅で、なんとか拾ってもらったのがゴシップ狙いの週刊誌。
以前の彼女なら軽蔑していたジャンルである。
でもそれでもマスコミだし、と頑張るがゲスい同僚や先輩、やる気なさそうでうちは売れてナンボ、という編集長。
社会派の記事なんか取り上げてくれず、ボツばかりで空回り。
ある時は女性タレントの不倫をすっぱ抜き、雑誌としては大成功したがタレントとその愛人や家族は人生をめちゃくちゃにされてしまい、恨みを買い、件のタレントは自殺騒ぎまで起こしてしまう。
私達のせいで・・と、自責に駆られる主人公。
学生時代からの付き合いの彼ともすれ違いの生活が続き、次第に互いの価値観も違い破綻寸前。
仕事やめようか、と崖っぷちな彼女に編集長は、とある政治家絡みのスキャンダル記事に関するチームの一員に抜擢。
曲者ぞろいの編集部内でのさらに変人奇人が集まったチームの他メンバーに翻弄されつつ、実は単なるスキャンダルではなく政治的陰謀隠蔽を暴く事件に関わっている事を次第に実感、初心を取り戻し全力で取材調査に打ち込み主人公。
結果、日本の現代史に刻まれるような巨大な問題を陽の元に引きづり出す事となる・・
数年後、別の雑誌のそこそこ上の立場になった主人公は、取材の際にとある地方の裏寂れた居酒屋で惨めに酔い潰れている元政治家と偶然出会う。
彼は彼女達が暴いたスキャンダルにより失脚、政治の世界から追い出されて忘れられた存在になってしまった。
彼女はそんな彼に、ずっと長きにわたり聞きたかったんだけど聞けなかった事をついに聞いてみた。
『何故あなたは奥様を庇ったの?あの事件はあなたとは直接関係はなかったし、あなたも知らずに結婚したのでしょ?もっと早くに俺は知らなかったんだ、と別れていたらあなたは政治家を続けられ、出世できたのに?』
すると彼は、
『バカなヤツだと笑えばいいさ。俺にとっては落選して議員ではなくただの無職の男になった俺を真心で支えてくれたのはあいつだけだった。政治家としてはあいつを切り捨てるべきだったんだろうが、人間としての俺にはどうしてもそれが出来なかった、ってだけの話さ』
と、安酒を再び煽るのであった。
彼女は席を立ち、彼は落ちぶれて不幸に見えるけど、ほんとは人間として一番大切なところを捨てなかった、実は自分にとっての絶対的な正義を守る、守る事ができた幸せな人間だったのかもしれない・・』
と、喧騒の夜の飲み屋街を後にした・・
って感じの展開で(爆)
まー、まだまだ来週以降もやりそうだようね、文春。