新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

14年2月の新宿区の人口

2014-03-05 08:02:49 | コラム
外国人がまた増えた:

新宿区役所の“広報新宿”の14年3月5日号によれば、14年2月の人口は502人増加して32万4,584人となった。その中でも外国人が対前月比で262人も増えて34,383人となったが、昨年12月と比べれば未だ10人少なかった。しかし、1月には272人も減っていたのだから大幅増で区内で増加した人口の半分以上が外国人だった。ここ大久保・百人町界隈で見る限りでは相変わらず中国人と見える若者が増え続けているし、タイかヴェトナム系と覚しき者も増えている。居住者か訪問者か見分けが付かないがイスラム教国の人も間違いなく増え続けている。

なお、1月には238人も減少したが総人口が一気に502人も増え、昨年12月32万4,320人を超えていた。因みに、昨年の12月が41人増、11月が1,011人増、10月が466人の増加、9月が100人の減少、8月が7人の増加、7月が238人の減少だった。

1月との比較では、日本人は男女合計で240人増、内訳は男性が98人の増加で女性も142人の増加だった。外国人は男性では215人、女性は47人とそれぞれ増加していた。

今やJR山手線・新大久保駅を境にして東側になる大久保通りを明治通りに向かっているKoreatownを訪れる女性は明らかに減少したが、西側になる小滝橋通りに方向には韓国語以外を話している者が増加する一方で、新大久保駅や高田馬場駅に近い日本語学校に通ってくる若者の数は一向に減る様子が見えない。このアジア系の若者の日本語学習熱は何を表すのだろうか。

新大久保駅前の文化通りのハラル・フードを売る数件の店を訪れるイスラム教徒たちも引き続き増え続けている。彼等が群れを成して買い物に入っていく八百屋の繁昌振りを先頃何処かのテレビ局が採り上げていた。その隣でKebabを売るスタンドの前で立ち食いする連中も増えて交通妨害になりつつある。

2月の人口に占める日本人の比率は89.41%、1月が89.47%と12月の89.40%と11月の89.40%に続いて90%を割ってしまった。なお、10月が92.4%、9月が87.05%だった。外国人の比率は2月に10.59%、1月も10.52%で、昨年12月の10.60%を下回っていた。因みに、11月は10.59%で、10月は10.34%、9月は10.25%、8月は10.32%で、7月は10.32%と6月は10.39%、5月は10.43%、4月は10.13%、3月は10.17%、2月は10.23%、1月は10.45%だったので、比率では増え続けているようだ。

参考資料:“広報新宿” 14年3月5日号