新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

安西マリアさんが心筋梗塞に

2014-03-08 18:58:08 | コラム
脳死状態と報じられていた:

聞くだけでも誠に痛ましいことだった。安西マリアという歌手がいたことは何となく知っていたが、心筋梗塞で脳死状態になられたとYahooのニュースで見た。しかも、家族は延命治療をしなくても、と言っておられるようだ。とても他人事とは思えず、同情の念を禁じ得ないし、何と言ってお見舞いしたら良いかも解らないほど辛い。私は正直なところ、心筋梗塞では絶命するか救って頂けるかの何れかで、脳死状態があるとは想像もしていなかったのだった。

実は、2006年1月に最初の心筋梗塞に襲われた時には、その途端に激痛で失神した。だが、意識を取り戻した後はあの最初の激痛は感じなくなっていたし、胸も苦しくも何ともなくなっていたので、このまま休んでいればそれで終わるだろうとすら一瞬考えてしまった。だが、愚息にも電話で相談して自分で救急車をお願いしたので、一命を取り留めたのだった。

そして、救命されて入院した後で若き主治医に「救急車で運んで貰っている間でも50%は助からず、救急病院に到着した後でもその患者の50%は助からないほど恐ろしい病気だと教えられた。即ち、生存率が25%であるのだ。しかも、どれほど早く救命処置を受けるかが問題で、それも精々2時間ほどの極めて短時間内でなければならないのだと知らされた。

それは動脈が梗塞したために脳には血液が行かなくなって痛覚を失い、血液が来ない心臓の組織が壊死するためだとも説明された。即ち、この説明を受けた私は、脳死状態に陥る性質のものではないのだろうと考えていた。

その状態になってしまった安西さんの家族の悲しみと苦しみは察するに余りある。お慰めする言葉すら知らない。しかも、これまでの経験では「心筋梗塞に何時どのような形で襲われるかの予知はほぼ不可能である」とすら聞かされている。私の場合は本当に幸運にも、二度も国立国際医療研究センターで救って頂けたが、これは救急救命センターに時間切れの前に送って頂けたからだと思っている。

安西さんの場合は救急まで送られていても、脳死状態にまで至ったということらしい。恐ろしいことで誠に痛ましいことだ。このような事例があったと知っただけでも、心の底から辛いニュースだと思っている。私のように二度も救われた例もあるのだから、何とか救って上げることは出来ないものかと、遠くから願っているのだ。

もう3月の半ばが近いのに

2014-03-08 17:06:59 | コラム
意欲を削がれるこの寒さ:

今朝もフィットネスクラブの帰りにバス停で恒例のご婦人が二人「もう3月なのにこの寒さではねー」と言って嘆き合っていた。全くご尤もで、当方も10日近くも経て漸く風邪が抜けてきたにも拘わらず、今朝も17度という低い室温が示すような寒気に苛まれて、一向に堪った予定を消化しようという意欲が湧いてこない。折角フィットネスクラブに出かけても、早く何時も通りの運動を終えて帰りたいものなどと考えている始末だ。

昨日も某専門商社の方と言わば定例の市況交換会を隅田川を往来する水上バスを眺められる絶好のテーブルで開催出来たのだが、再び外に出ればさぞかし寒いだろうと思って意気が上がらなかった。また、解散後にせめて予約だけでもしておこうかと考えていた直ぐ近くのスポーツマッサージの治療院にも立ち寄ることもせずに、一目散に大江戸線に乗って帰宅してしまった。

先日も誰だったかが「冬はいくら寒くても厚着をすれば何とか凌げる」と言っていたが、この寒さはどうも厚着しただけでは何ともならない気がする厳しさでどうも意気上がらない。昨日で何とか今週中に約束してあった会合は全部無事に終えたが、自発的に計画していた他のことはとうとう着手出来なかった。毎日何かを必ずエントリするつもりでいたブログでも、採り上げたい材料は思い浮かぶが、残念ながら如何に処理するかの考えが纏まってこないのだ。

先ほどまで為すことも無く、今年Jリーグの一部に上がってきた徳島がホームでセレッソ大阪と対戦するゲームの中継をボンヤリと見ていた。セレッソが実力と一部所属のティームの貫禄を見せて圧勝したが、両者とも欠点ばかり目立ってちっとも面白くなかった。それは勝った方も負けた方も兎に角後方に向かってパスを繰り返す消極的な姿勢と、何故かセレッソには茶髪の者が多くて私には目障りだったことだ。以前にも指摘したことだが、何で西欧人風の頭髪にしたがるのかが戦時中の育ちである私には解らないのだ。

来週は幸運にも約束が2日しか入っていないので、少しは精神的に余裕も出てくるだろうと期待している。だが、天気予報では週の半ばまで10度以下の寒さが続くとあるのが気懸かりだ。今週の数少ない朗報の中に、あの朝日の捏造記事の記者・植村隆が神戸松蔭女子学院大学の教授に成れなかったというものがあった。韓国の朴大統領の妄言も不愉快だが、それを後押ししていたのが我が国の高級とか言われる新聞社の記者だったのはもっと不快で、この冬の寒さを増幅してくれたのだった。