新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

急いては事をし損じる?

2014-05-07 08:40:48 | コラム
厚紙を剥がしたような歩行速度を反省:

珍しいことで6日の朝は5時過ぎまで目が覚めなかった。退院後早くも一週間経っても未だ足の回復が十分とは言えない日が続いていた。増血剤の効果が現れないのか「高齢化」による回復の遅さかと、やや不安になって来た今日この頃である。言うなれば、復調の速度は「薄紙を剥がすよう」なものなのだ。

天気予報がここ新宿区は20度を超える暖かさだと言っていた気がしたので、11時過ぎに散歩に出かけた。20度超の予報を信じてやや薄手のナイロンのパーカを羽織って外に出てみると、風が強くて寒さを感じさせられた。厚着は必要ないだろうと思って迷い着用しなかった普通のジャンパー(和製語であり、正しくはジャケットだろうが)にすべきだったと後悔。

しかし、寒さを克服しようと早足で歩き出してみると前日までとは異なって快調に進むではないか。それならばと図に乗って行く先の計画を変更して連休最後のKoreatownの人出を調査しようと、新大久保駅前で左折して大久保通りを明治通り方向に進む。駅の改札口前にはそれなりの人数が屯してtownの地図を配る若者の多いのが目立った。

しかしながら、大久保通りを歩いている女性は一頃とは異なって、休日を利用したと覚しき高校生とそれ以下の若い人が多数派だった。あの時間帯でも最盛期と比べれば明らかに衰退気味だった。それはそれで結構だとは思うが、何度も指摘してきたことで、この一体が本格的に衰微してしまった後が恐ろしい。

傾向がつかめたので方向を変えて、新大久保駅の北というか小滝橋通り方向に進んだ。以前から指摘してきたことだが、この方角では明らかに中国語系の言葉を使っている若者が多く、韓国色が一気に衰えるのが特徴だ。昨日も中国語系を主体にして東南アジア系とバングラデシュとパキスタン系に聞こえる言葉を話す者が多かった。

5日にも採り上げたことだが、新宿区に外国人が占める比率が約10%で33,000~34,000人の模様だが、それは住民登録上の数で昼間にはその数倍の連中がうごめいている感じすらある非白人系の者の多さである。中でも私には目立つと感じさせてくれるのかイスラム教徒の急増である。それはあの独特のブルカで頭部を覆っている女性の数が増えたことから解るのだ。

さて、約30分ほど歩き続けてから気付いたのがその歩行の速度だった。即ち、退院以後は直ぐに足がだるくなって以前のようなスピードではとても歩けなかったのだった。だが、昨日は違った。ほぼ往年の?ような速さで気持ち良く歩いていたのだった。これに気が付いて大いに気分を良くして帰宅した。だが、遺憾ながら午後になって足に軽度の筋肉痛の如き症状が現れたのだった。

それは当然だろう。何しろあれほどの失血があっただけではなく3日間も絶食していたのだから、後期高齢者の脚力がそう簡単に復活するものではないだろうと思わざるを得なかった。そこで足全体をロキソニンテープで覆って休憩することにした。そして「明日は好天だったならばいきなり最高速度に持っていくことなくゆっくりと歩いて、薄紙を剥がすよう心掛けよう」と考えていた。