新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

また出た、芸人の覚醒剤使用疑惑

2014-05-19 12:31:14 | コラム
容疑者はChage & Askaの一人だそうだ:

目下のところこの片割れの「アスカ」という歌歌いの覚醒剤使用疑惑がマスコミを賑わしている。私には「またか」という程度の印象しかないし、この手の歌い手の歌を仮令ワンコーラスだけでも聴こうと思って聞いたことがない。この二人組と言い一連のフォークシンガーと言い、自分で作詞作曲して歌って上がりを独り占めする手合いの曲は音域が狭く、歌詞が詩ではなくお話しだし、ただ「がなって」いるか妙にマイナーな曲調であるだけで鑑賞に堪えないのだ。

私は頑強にこのような歌を歌う連中が受けることが「近頃の若者を腑抜けにし、戦争反対などを賛美し、原発反対などと誰かが唱えれば直ぐに飛びつくような朝日や毎日の読者に仕立てたのだ」努めて曲解?するようにしている。本音を言えば、サザンオールスターズもにも矛先を向けたいのが、何時だったか彼等を貶した際に、「頂門の一針」の読者からお叱りを被ったので残念ながら?圏外に措くことにした。

私は歌謡曲の歌手というか流行歌手は、「頂門の一針」の主宰者・渡部亮次郎氏が屡々採り上げておられる戦前からの格調高き譜面通りに歌える歌い手である藤山一郎、渡辺はま子、淡谷のり子、お行儀の良い東海林太郎、岡本淳等々のような古き良き時代の人たちに限定して考えている。

20年ほど前だったか川崎駅の地下街でB’zとか言う(これも二人組か?)の新譜のプロモーションでその曲のCDが大音量でかけられているところに出会ってしまった。私に言わせれば、ただ怒鳴っているだけで、とても大人が1分と聞いていられない騒音だと思った。だが、この連中にせよ、チャゲアスとやらは人気があるようだ。思うにファンは自分たち程度の歌唱能力であり、我らが代表の成功を祝って聞いているのだと勝手に考えている。

そういう連中だからこそ、色々と屁理屈を並べ立てては覚醒剤等に溺れることを正当化するし、数億円の家など建てるほど成功すればマスコミはちやほやするし、ファンには神の如くに崇めたたられれば「何様のつもり」となり、法律があることなど眼中になくなるだろう。この種の犯罪は自転車に乗りながらスマホに見入るような事案とは次元が違うのだ。だが、彼等は「自分なら見逃される」というような誤った自信でも持っているのではないか。

マスコミ、特にテレビ局は、歌手などは彼等の貴重な飯のタネであるから人気が高い間はチヤホヤするが、一旦坂を下し始めれば素っ気なくなるのは営業上も当然だろう。今回のほとんどの局のニュースでも昼間のニュースショー(なのだろう)でも、ここを先途と「アスカが」である。「怪しからん振る舞いである。法律を知らないのか」と決めつけない。思うに、何時か初犯に付き「執行猶予」が付いた際にまた使えるとでも考えているのだろう。

何度でも言うが、私はその程度の者たちが歌う歌を崇め、その歌手に群がる国民が増えたことが誠に情けないのだ。

余談だが、"Chage"と書いて「チャゲ」と読ませるのには無理がある。特に外国人には「チェイジ」となってしまうと危惧する。何分にも彼等は"Roppongi"は「ロッパンジ」としか読めないのだから。どうしても「チャゲ」と読ませたいならば、「Chague」か「Chaguae」とでもしたらどうか。「あーあ、ローマ字表記」と言いたくなる。