新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

日本代表の女子サッカーの不安材料

2014-05-16 16:38:41 | コラム
今夜の予想を今書いておかないと:

何分にもベトナムで今夜日本時間の10時からベトナム代表とのゲームがあるのだから、悲観論者は心配であることを今書かないと意味がないのだ。

女子がW杯を制したのは誠に立派だったが、佐々木監督が苦労されてもこの時の11人を凌ぐ後継が育ってきていないので、今回もW杯出場を狙っていても「澤、宮間、坂口、川澄、大儀見、丸山、福本、岩清水」と8人も前回のメンバーが残っている。しかも、守りの面では近賀、鮫島、熊谷が欠けていては不安材料だ。しかも佐々木監督は後継を育てるべき立場にはいないのだ。

初戦のオーストラリア戦は地力を発揮して引き分けたが、ここで勝ち点の1しか取れていなかったために、ベトナムに勝って勝ち点の3を獲っておかないことには、佐々木監督も懸念を表明したようにW杯連続出場が困難になる危険性を秘めているのだ。細かい計算は省くが、もう引き分けすら許されない、言わば窮地に立たされていると私は案じている。

しかし、女子のサッカーは男子のように何かと言えば後ろと横方向にパスを出す安全第一という美名に隠れたおっかなびっくり戦法が好みではないのが救いだ。一方の男子は頼りないこと夥しい。その点女子の方が細かく繋ぐ能力がある澤以下がいるし常に積極的で、責任回避のパスを回す場合は少ないので期待できるだろう。それに大儀見や川澄は3年間に進歩の跡が歴然としている。だが、未だに澤に依存するのは不安材料ではある。

さて、今夜だが10時から12時頃まで起きていられるかどうか自信はない。だが、格下のベトナムにホームの利を許さずに勝ち点3を獲って連続出場を揺るぎないものにして貰いたいものだ

茶髪嫌いの弁

2014-05-16 09:01:52 | コラム
私は茶髪が大嫌いだ:

茶髪という表現自体が古物化しているかも知れない。繰り返すが私は毛嫌いしている。特にサッカーの、主に日本代表やJリーグの連中に多いのは情けない流行だと思って悲憤慷慨している。今回選ばれた23人の中にも代表格の本田圭佑の他にも何人かいた。

その一人の山口蛍が黒くしてきたと、たった今Yahooニュースで見たばかりだ。私の主義主張からすれば結構なことだ。

私が嫌う理由の最大の部分は「誰が何と言おうと、未だに紅毛碧眼の欧米人崇拝のかけらが残っていることが情けない」である。日本人である誇りを捨てたのかと問いたい。古くは誰かが言った「頭髪だけ染めても眉毛や睫毛までは染めきれず違和感がある」と良いところを衝いていると思っている。もっと解りやすく言えば「情けない限りだ」である。

「確かに欧米人にも立派な人も数多くいるが、我が国にはそれに負けず劣らずの優れた人がいくらでもいるではないか。毛を染めるのでは憧憬のと言うか真似をする対象を見誤っている」と指摘したいのだ。

本田圭佑はACミランに入って一向に芽が出ないが、あの集団には金髪ではない者がいくらでもいるではないか。インテルで定位置を確保した長友は染めていないではないか。染める染めないは個人の自由であり、特色を発揮する手法かも知れないが、私には残念な白人崇拝の思いが見えてくるのである。

大体からして、私は「白人でも年齢とともに"blond"が変色しているので、染めることで補っているのである」と聞かされている。「あの人は見事な金髪だったと思い出せる同僚も友人もいない」のだが。「本田君、毛の色は兎も角、W杯のゲームでは立派な成績を残してくれれば文句はないぜ」と告げて終わる。

中国はかわっているね

2014-05-16 08:35:57 | コラム
反日デモで破壊した我が国の工場や商業施設の補償をしたか:

中国は堂々と「ベトナム政府はデモにより被害を受けた我が国の現地の施設の補償をすべきだ」と報道官に吠えさせた。そう言うだろうと思っていたが、期待に反しなかった。ここで私は嘗て名審判と言われた故二出川氏が「私がルールブックだ」と言って抗議を退けたのを思い出した。

彼等は「これを言うことで失うものはない」などの領域を超えて「これをやって誰にも反対させない。私が国際法だ」と言わんばかりの姿勢で仕掛けてくるのだ。国際的な非難や批判などは意に介さない。

先ほど、ジムに出かける前の家人が「中国はかわっているね。方々で反日デモをやって何を壊しても補償したと聞いたことがないのに、ベトナムには補償しろ言うのだから」と、私がこれから書こうと思っていることを言い残していった。

この事態に向かって「世界の警察官であることを捨てた」オバマ大統領は、どのように対処されるのだろうか。中国に真っ向から「お止めなさい」と言うだろうという類いの過剰な?期待を持って良いのかな。

安倍総理は何も特異なことを言われたのではない

2014-05-16 07:56:36 | コラム
集団的自衛権の容認と憲法解釈変更:

15日に安倍総理がこの件で記者会見してその旨を発表された。私はこれが殊更に騒ぎ立てるほどのことではないと思っていたので、記者会見の中継も出だしだけ見るに止めた。偽らざる感想は「漸く此処まで来たか」という程度の受け止め方だった。

私はこの件は確かに国家的な観点からも重要な問題だが、ここまで注目を集めるようになった背景に何があるかと考えてみた。そこには社民党の福島瑞穂のように「憲法改正」だろうと何だろうと時の政府が唱えることに反対するのが職業と化している政治家もいれば、安倍内閣がする事全てが右傾化であり軍国主義への道の如くに言う朝日や毎日のような新聞社があり、何処か雲の上からの指示があるのかと疑いたくなる与党の公明党の執拗な反対があるのだった。

しかもマスコミの反安倍の姿勢が、中国や韓国等の我が国を非難・批判することに重大な国家な価値を見出している国々に絶好の機会を作って差し上げているのである。今朝もテレ朝に出演した田崎某が「一紙だけしか読んでいない方は、この件での全体の流れを見誤ることになる」と朝日の「反安倍」の論調を批判していたのは面白かった。

安倍内閣はこれから先も決して平坦とは思えない道を歩んでいくのだろうが、その時にあって小松法制局長官が健康を理由に退任されたことの負の影響が出てこなければ良いのだがと思っている。