新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

「日本人1位」にどれほどの意義があるのか

2016-03-14 05:39:05 | コラム
間抜けなことだと思う「日本人1位」:

昨13日の名古屋ウイメンズマラソンではまたもや外国人選手が優勝した。そして、39秒(約200 m)も遅れて入ってきた田中という日本人の走者が「日本人1位」でオリンピック代表に内定すると報じられている。一番先に決まった者は世界選手権だったかの7位でも「日本人1位」だったらしい。先日陸連が決めた標準タイム以内で走りきった福士は全体でも1番だった。

陸連は以前からおかしな団体だと思っているが、もう好い加減にこの「日本人1位」という選考基準を止めたらどうだ。既に何処かよその国の者が優勝してしまっていたのでは、オリンピック等の世界的な大会では最初から勝てないと解りきっているので、所謂「参加することに意義がある」だけに終わる為にわざわざ費用をかけて派遣するのは、少なくとも私には余り意義が認めにくいのだ。そんなところに経費をかけるのならば、それ以前に合理的且つ効果的な選手育成方式に費用を投じるべきではないのか。