新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月10日 その2 猛暑に思うこと

2016-08-10 19:35:52 | コラム
何故か暑さを感じないのだ:

今週は東京でも昨日のように37度にも達する暑い日があったようだ。あったようだという理由は、3度も心筋梗塞に襲われながら何と生き長らえている私は、2回目の13年8月の発作から立ち直って退院した後からは、何処か体の中の器官に変調を来したのか、暑さをほとんど感じなくなってしまった気がするのだ。昨日などは午前中に国立国際医療研究センター病院(NCGM)で定期検診を受け、その後調剤薬局に回り、家内と落ち合って外食したのだが、その間八草とを歩いていても全くと言って良いほど暑さを感じなかった。勿論日差しは限りなくまぶしかったが。

午後3時半にはこのアパートの地下にある歯科医に予約があって外に出たが、何か焼き付けるような暑さがあるなと感じた程度で、13年以前の「うわー、暑い」と悲鳴でも上げたくなるような受け止め方ではなかった。現に、午前中の外出中には汗一つかいていなかった。これは何か何処かで体に変調を来している兆候かなと疑ったことはあるが、お医者様に伺ってみようかと思いつつも、いざとなると綺麗に忘れている。忘れるくらいならば大したことではないのだろうと勝手に決めつけてきた。

それは兎も角として、確かに暑い。ここ10年ほどは「今年の夏を無事に乗り切れるだろうか」と不安になっていたし、冬来たりなば「この冬を無事に過ごせたら良いのだが」と念じてきたものだった。現実には、2006年1月16日には最初の心筋梗塞に襲われたし、2度目は13年8月の猛暑の真っ最中だった。今年もこの暑さだが、昨日のNCGMの定期検診では血液検査の結果も言わば安定していたし、血圧もコントロールされていたし、心電図もX線写真の結果も無事だった。こういう時が油断しやすく最も危険なのだと自分に言い聞かせて帰宅した。

体調の問題とは離れるが、このPCを置いている部屋の空調は29度に設定してあるが、そこから出てくる風邪だけで十分に涼しい。他には居間も寝室も28度であるが、デイジタルの温度計は常時27度かそれ以下を示しており、寧ろ快適である。以前に何処かで28度に設定すると電気代が最も安くなると読んだ記憶があるが、その効果のほどは間もなく検査員が知らせてくれるだろう。何れにせよ、早く秋が来て欲しいし、オリンピックも終わればなどと考えている今日この頃だ。

オリンピック以外に重大なニュースはないのか

2016-08-10 08:27:25 | コラム
オリンピックに偏重した報道:

畏友佐藤隆一氏は

<ただ、あまりにもオリンピックの番組が多く、ニュースが偏っているのが残念です。>

と指摘されました。私もは全くその通りだと思っております。時にはどれが生放送で、何が再放送ものかが分からなくなることすらあります。視聴者全部がオリンピックに熱中している訳ではありますまい。女子のバスケットボールがブラジルに勝ったのは大したものでしたが、言わばベタ記事扱い。失礼でしょう、川渕さんと三屋裕子さんに。

彼らは自分たちがこれだけオリンピックの報道を熱心にやっているのだから、視聴者もさぞかし喜んでいるのだろうという確信犯だと思うのです。私はこれでは世界で何が起きているか知る手段の一つを失うと危惧しています。先ほど森喜朗と小池都知事の会談が実現したとの報道もありました。記者のアホな質問は都知事に森と上手く行ったかでした。

都知事は「そういう問題ではなく、オリンピックとパラリンピックを如何に成功させるかという為の会談」と答えました。この辺りに、女性は余計なことを考えずに剥き出しの真実というか要点だけを修飾語無しに言うので怖い(余計なことばかりこねくり回す男よりも優れている?)という特徴があると思うのです。