酷暑を避けて決勝戦を2試合観戦した：
余りの暑さと繰り返しNHKのテレビに「エアコンをかけてこまめに水分を摂れ」と出たので、午前中に一度外に出ただけでテレビを見ていることにした。先ず早朝に知らずに合わせたチャンネルでブラジルとドイツのサッカーの決勝戦をやっていたので、これには魅力を感じて観戦することにした。その他には、昨日甲子園野球の決勝戦の予想のようなことを書いたので、午後2時からのこの作新学院と北海高校の試合は見るつもりでいた。
因みに、今日の暑さだが、ちょっとの間外にいただけで滅多に出ない汗が顔に出たので身の危険を感じてその時点で言えに引き返した。それは2013年9月に2度目の心筋梗塞から回復して退院した後の猛暑で「気象病」という家の中と外との温度差に徹底的に苦しめられたことの記憶がよみがえってきたからだった。今年のと言うか現在の台風が襲ってきた為の気温の上昇は3年前よりも苛酷だと感じていた。
さて、サッカーである。得意の閃きではドイツが勝つような気がしなかったが、ブラジルも折角オーバーエージで入れたネイマールに頼りすぎで一向に点が取れる形が出来ず、苦労していた。前半の何時頃だったか水分を取ろうと立ち上がった時に、ブラジルがペナルティー・エリアの（ドイツのゴールに向かって）左側から28 mだったかからFKを得た時に、もしかしてとの予感があったので冷蔵庫の前で立ちすくんでいた。果たせるかな、ネイマールが同じところかもう一度蹴って見ろと言われても入れられるかどうかも不明なところから、見事に左の上角に決めてしまった。ブラジルは決定力不足で、これだけが流れの中で取れた唯一の点だった。
ドイツは後半に流れの中で1点取って見せたが、それ以外は「惜しい」とアナウンサーが叫びそうな外ればかりで、ここでも決定力が不足していた。と言うよりも、両方ともが決勝戦という重圧の前に緊張しすぎたか、あるいは固くなりすぎたのか、なかなか形にならず、徒に時間だけが過ぎていった。そうは言うが、両方とも力の限り攻め勝つ守っていたので、相手に決定的なチャンスを与えなかったと言えるかも知れない。私は寧ろ頭に血が上ったかのようなやや乱暴な反則をするブラジルのサッカーには余り好感を持てなかった。
しかも、欧州の審判は我が国の審判団とは思想信条が違うので、四角四面に反則を取らなかったので、痛んでしまった者が何人か出ていたのも、彼ら狩猟民族同士の争いの特徴だった。私は我が国の審判団は細かい反則を取り過ぎて試合の進行をブツブツ切るので、試合の演出者としては不適格であると思っている。
この試合は結局延長戦まで入れて120分も続いて決着がつかず、私個人としては最も面白くない見世物である所謂PK戦になってしまい、最後の最後にネイマールが決めてブラジルの勝利に終わった。順当なところだったかも知れないが、技術的にはさして興味ある試合ではなかった。余談だが、PK戦に入って画面に出た注釈は”shoot-out”だった。英語ではそうなるのかと初めて知った。勉強になった。
次は午後2時から始まった甲子園野球の決勝戦。昨日は作新学院に不安材料が見えるようなことを書いたが、現実に試合が始まって画面から感じた雰囲気では北海高校には分がないと閃いたのだった。私はどちらかと言えば、作新の今井投手の連投から来る過労を気にしていたが、その点では北海の大西も最低でも連投は同条件なので、彼の方が苦しい立場にあると感じさせられていた。
結局は北海高校は132球だったかを投げて完投してしまった今井君の敵ではなかったという結果に終わった。私は大西が打たれ始めたあの4回だったかに「ここで替えた方が良くはないか」とテレビの前でつぶやいていた交代の時期を誤った為に、あの場で致命的な5点を取られて実質的にあの回で試合が終わってしまった。左打者ばかり7人も並べた作新に対して右投げで疲れている大西を先発にしたのは作戦の誤りという説も出るだろうが、それは矢張り結果論で、私は大西の替え時が遅れたことを悔やむべきだと思うのだ。
今井君は確かに良い投手で球速もあるが、あれだけ使ってしまった場合に、この先に大学なりプロに行った場合にどうなるかは一寸気になるのだ。それにあの細いとしか見えない体つきでは上の方でその点から作り直さないことには、もしかすると投手としては大成しないのではないかという気もする。将来性と言う意味では大西君が正式なインタビューではなかったので聞き取れなかったが、大学進学を言っていたようだったので、そこでの方がプロよりも可能性がある気がした。
なお、本日はオリンピックの女子のヴァレーボールの決勝戦があった。だが、この試合は中国対セルビアで第3セットまで見たところで、セットカウントは1対1だったが、明らかに中国が有利と見えたので、この国が勝つ試合を見る義理はないと思ってチャンネルを変えた次第。果たせるかな、先ほど検索して中国が3セットを取って勝ったと出ていた。明日で漸くオリンピックが終わるが、我が国の代表選手たちの健闘に敬意を表する。
余りの暑さと繰り返しNHKのテレビに「エアコンをかけてこまめに水分を摂れ」と出たので、午前中に一度外に出ただけでテレビを見ていることにした。先ず早朝に知らずに合わせたチャンネルでブラジルとドイツのサッカーの決勝戦をやっていたので、これには魅力を感じて観戦することにした。その他には、昨日甲子園野球の決勝戦の予想のようなことを書いたので、午後2時からのこの作新学院と北海高校の試合は見るつもりでいた。
因みに、今日の暑さだが、ちょっとの間外にいただけで滅多に出ない汗が顔に出たので身の危険を感じてその時点で言えに引き返した。それは2013年9月に2度目の心筋梗塞から回復して退院した後の猛暑で「気象病」という家の中と外との温度差に徹底的に苦しめられたことの記憶がよみがえってきたからだった。今年のと言うか現在の台風が襲ってきた為の気温の上昇は3年前よりも苛酷だと感じていた。
さて、サッカーである。得意の閃きではドイツが勝つような気がしなかったが、ブラジルも折角オーバーエージで入れたネイマールに頼りすぎで一向に点が取れる形が出来ず、苦労していた。前半の何時頃だったか水分を取ろうと立ち上がった時に、ブラジルがペナルティー・エリアの（ドイツのゴールに向かって）左側から28 mだったかからFKを得た時に、もしかしてとの予感があったので冷蔵庫の前で立ちすくんでいた。果たせるかな、ネイマールが同じところかもう一度蹴って見ろと言われても入れられるかどうかも不明なところから、見事に左の上角に決めてしまった。ブラジルは決定力不足で、これだけが流れの中で取れた唯一の点だった。
ドイツは後半に流れの中で1点取って見せたが、それ以外は「惜しい」とアナウンサーが叫びそうな外ればかりで、ここでも決定力が不足していた。と言うよりも、両方ともが決勝戦という重圧の前に緊張しすぎたか、あるいは固くなりすぎたのか、なかなか形にならず、徒に時間だけが過ぎていった。そうは言うが、両方とも力の限り攻め勝つ守っていたので、相手に決定的なチャンスを与えなかったと言えるかも知れない。私は寧ろ頭に血が上ったかのようなやや乱暴な反則をするブラジルのサッカーには余り好感を持てなかった。
しかも、欧州の審判は我が国の審判団とは思想信条が違うので、四角四面に反則を取らなかったので、痛んでしまった者が何人か出ていたのも、彼ら狩猟民族同士の争いの特徴だった。私は我が国の審判団は細かい反則を取り過ぎて試合の進行をブツブツ切るので、試合の演出者としては不適格であると思っている。
この試合は結局延長戦まで入れて120分も続いて決着がつかず、私個人としては最も面白くない見世物である所謂PK戦になってしまい、最後の最後にネイマールが決めてブラジルの勝利に終わった。順当なところだったかも知れないが、技術的にはさして興味ある試合ではなかった。余談だが、PK戦に入って画面に出た注釈は”shoot-out”だった。英語ではそうなるのかと初めて知った。勉強になった。
次は午後2時から始まった甲子園野球の決勝戦。昨日は作新学院に不安材料が見えるようなことを書いたが、現実に試合が始まって画面から感じた雰囲気では北海高校には分がないと閃いたのだった。私はどちらかと言えば、作新の今井投手の連投から来る過労を気にしていたが、その点では北海の大西も最低でも連投は同条件なので、彼の方が苦しい立場にあると感じさせられていた。
結局は北海高校は132球だったかを投げて完投してしまった今井君の敵ではなかったという結果に終わった。私は大西が打たれ始めたあの4回だったかに「ここで替えた方が良くはないか」とテレビの前でつぶやいていた交代の時期を誤った為に、あの場で致命的な5点を取られて実質的にあの回で試合が終わってしまった。左打者ばかり7人も並べた作新に対して右投げで疲れている大西を先発にしたのは作戦の誤りという説も出るだろうが、それは矢張り結果論で、私は大西の替え時が遅れたことを悔やむべきだと思うのだ。
今井君は確かに良い投手で球速もあるが、あれだけ使ってしまった場合に、この先に大学なりプロに行った場合にどうなるかは一寸気になるのだ。それにあの細いとしか見えない体つきでは上の方でその点から作り直さないことには、もしかすると投手としては大成しないのではないかという気もする。将来性と言う意味では大西君が正式なインタビューではなかったので聞き取れなかったが、大学進学を言っていたようだったので、そこでの方がプロよりも可能性がある気がした。
なお、本日はオリンピックの女子のヴァレーボールの決勝戦があった。だが、この試合は中国対セルビアで第3セットまで見たところで、セットカウントは1対1だったが、明らかに中国が有利と見えたので、この国が勝つ試合を見る義理はないと思ってチャンネルを変えた次第。果たせるかな、先ほど検索して中国が3セットを取って勝ったと出ていた。明日で漸くオリンピックが終わるが、我が国の代表選手たちの健闘に敬意を表する。