新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月16日 その2 YM氏との懇談他

2016-09-16 20:43:42 | コラム
懇談したとは言うが:

実は、本日は午前中に東京山手メデイカルセンターの大腸肛門科での3ヶ月に1度の定期検診があり、その後で調剤薬局に回ってからYM氏と落ち合ってお台場の東京ビッグサイトに向かった。到着したまでは良かったが、週日にもかかわらず連休の前だった為か何処の駐車場を試しても延々長蛇の列で入れるまでに想定外の30分以上も空費させられた。それから昼食で懇談し、その後に某商社のファミリーフェアーに行く計画だったものが大幅に予定が狂ってしまった。

結局3ヶ月振りの語り合いを最低限に止めて急遽ここまで来たもう一つの目的だった食料品の買い出しに向かったのだった。その短時間の語り合いで特記すべきような話題は、先ず先日披露したSM氏の意見と同様に、彼もアメリカ大統領選挙はヒラリー・クリントンの大勝利に終わるだろう。クリントン女史が抱える健康問題は今回は一先ず収まったが、今後50日近くも遊説や討論会を重ねていけば、如何なる形で再発するかの見通しは不明だというもの。要するに健康不安説である。

次はUKの首相、東京都知事、規模と格は遙かに下がるが民進党代表と、女性がトップの座を占める流れが続く事だった。彼は女性には一種独特の正義感があるし、無謀な冒険を犯す危険性も低いし、安定感を期待しても良いのではないかと見ていた。私は女性を責任ある地位に就けてその活躍に期待するという安倍総理の方針が、予期せざるところで蓮の花が開いているような気がしてならない。後になって知ったが、その蓮の花を支える役に選ばれたのが元総理だった。

私は民進党の新代表の蓮舫は全く信頼に値しないし、期待すべき相手ではないと思っているのだ。だが、もしもアメリカで史上初の女性大統領が誕生すれば、民進党がそれを追い風にして何らか安倍内閣の邪魔立てを企みをするのではないかと気懸かりだ。世界の情勢は「戦争法案反対」などという戯言を言う連中が蔓延ることを許してはならないほど緊張が高まっている時期だ。ましてや、本筋からは外れる議論だが、最高裁に上告するなどと未だに言っている知事が沖縄県にいるのも事態の重大さを認識していない不快な材料である。


豊洲/築地問題

2016-09-16 08:23:47 | コラム
大ごとになってしまった:

私はひょっとしなくても、小池都知事はこの問題の実態を承知した上で立候補して、当選の暁には本格的に採り上げる予定だったのかと本気で疑っている。だが、技術的にここまで、いや、あそこまで重大な問題だったとまでご承知だったのかとも疑い始めた。私はそこまで知るはずもないと思う「ロッカールームの論客」は、「解体して建て直すべき時が来た」とまで言ったのを聞いても「まさか」と思っていた。

そこに石原君も参加させられ苦しいとしか聞こえない弁解をしたのにも驚かされたが、その揚げ句に「伏魔殿」発言まであったのは、やや度が過ぎないかと憂いている次第だ。マスコミ報道ではどうやら責任追及に矛先が向きつつあるようだが、私は誰が悪かったとか何とかを追求しても事態が改善される訳がないので、この際は如何にしてあの状態を改善するかを可及的速やかに討議すべきだと思っている。何かと言えば設立される、何処かで誰かが設置したがるかな、専門家だの有識者会議などを云々している事態だとはとても考えられないのだが。

解体して再建ともなれば、またもや膨大な予算が必要になってくるのではないのか。その予算は我々が負担している税金である。これは納税者にとっては極めて重大なことだ。小池都知事は事態を切り抜ける為の最善の策を講じるのが焦眉の急だが、その後には責任の所在を明確にして罰するべき者たちを適切に処分して貰いたいものだ。マスコミはゼネコンの入札額問題を取り上げ始めたが、もしも再建となった場合には都側も何処かで誰かが介入しないように万全の態勢で臨んで貰いたい。

それにしても、オリンピックというものがここまで錦の御旗の如き存在で、その為にはその前を遮る何物もない、乃至はあってはならないというようなものの考え方が、今回の一件で破綻したのではないのかとも考えている。余計なことかも知れないが、小池都知事は事が重大化する局面が来るとブラジルに旅立っていくことになるのも、妙な巡り合わせだ。それよりも舛添問題の際に取り沙汰されたように代役を立て都庁に残り、指揮を執ることは優先してはいけなかったのかな。