新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月12日 その2 メル友も怒っていた

2016-09-12 17:35:26 | コラム
中国とロシアが北朝鮮の後ろ盾だ:

先ほど私が「ロッカールームの論客が怒っていた」と題して論じたことに、畏友尾形氏と佐藤氏が反応してこられてので紹介しよう。

*尾形氏から:
>引用開始
地勢学的に言っても、北朝鮮の後ろ盾は共産中国です。2、3日前の「ひるおび」で、北朝鮮問題の専門家なる御仁が、

「北朝鮮をここまで追い込んだのは、北朝鮮の『話し合いましょう』 という度重なるシグナルを無視した、先進国の外交の失敗」

などとバカを言っていましたが、北朝鮮との「話し合い」の歴史は失敗の歴史です。「6か国協議」を何回やったでしょうか?その都度、お人良しのアメリカ人がコケにされました。北朝鮮は、「話し合いをするについての協議を行う事に合意した」などということになって、その"譲歩”に対する見返りとして、制裁回避や援助を手にしてきましたが、実質的には何の前進もありませんでした。

要するに、中国が本気ではないからです。だって、週刊AWACSさんの写真情報に見るように、中国からの北朝鮮への援助や交易は相変わらずなのです。何よりも、中国もロシアも北朝鮮と五十歩百歩の独裁無法国家です。国際法や、外交上の良識、人権などが全く通用しない国々です。(以下略)
<引用終わる

という何時ものように厳しい見解だった。

*佐藤氏からは:
>引用開始
北朝鮮は中国がいなければ何もできません。食糧も原材料もなく、孤立すれば、1か月と持たないかもしれません。ロシアがどれくらい関与しているかは分かりませんが、金正日までではないでしょうか?

築地の件は面白いことになってきましたね。本当に東京に卸売市場は必要なのでしょうか?これだけ物流網が発達したのであれば、必要ないのではないですか?触ることはできませんが、webカメラでも十分見ることができます。

高級レストランでは、生産業者より直接野菜などを送ってもらいます。魚も同じではないでしょうか?それだけ、信頼できる業者であれば、変なものを送る訳がありませんので。

<引用終わる
となっていた。

*私からは:

”<地勢学的に言っても、北朝鮮の後ろ盾は共産中国です。>

とのご指摘のように、中国がDPRKの後ろというか前にいるのは明らかでしょう。その支援振りは佐藤氏の指摘にもあった通りだと思うのです。私はUN如きが何と言おうとシナもDPRKも聞き入れる訳はないと思っておりますし、中国の支援があってこそのミサイル試射であり核実験であると思っております。マスコミはその実態を知らないはずがないのですが、正面切って報道すれば北京から追放されるか極端な例では拘束される危険性もあるかと、目に見えない脅しもかけられているとも疑っております。

何れにせよ、我が国の防衛上は由々しき事態が迫りつつあるのでしょうが、マスコミも政治家もノホホンとし過ぎています。民進党の代表選挙の討論会の愚にもつかない報道などしている場合ではないでしょう。

一方の豊洲ですが、小池さんは女性特有の妥協を許さぬ真っ正面からの姿勢で「蓋がされていた臭いもの」を暴いておられるのは結構なことだと思います。だが、内田某他の低級な三百代言的な自民党都議会議員たちを何処まで追い詰める気かが気になります。余程確かで怯むことがない味方を集めておかないことには、不当且つ卑劣なな圧力をかけるか、都議会の審議で嫌がらせをするでしょう。私は内田以下がそのような抵抗を世間が認めるか否かを見極めないと、無用な混乱が生じると懸念します。

実は私は藤沢市在住の頃は市役所に同窓且つ同期の者が多く、市議会議長経験者は何と同期で一浪して上智に来た者でした。その経験から勝手に類推して、地方公務員や議員の質にはおよその見当がついていました。だが、現在のアパートの老人会に都庁勤務だったと言って非常に誇り高い(=頭が高い?)方がおられ、都庁と言っても国家公務員でもないのに何故偉そうにされるのかと訝っていました。しかし、今になっては都庁とはそんなに偉い方がた?が集まって運営されていたのかと知りました。市役所とは同日に論じてはならないのかと知りました?

しかし、事がここまでに至れば、小池都知事は数ある要解決か改善の緊急案件の中からこれというものを選んで、優先順位を付けて突き進んで貰いたいと考えております。私は小池さんは「都知事の為ならば喜んで弾よけになります」とでも言うような者たちを周囲に置かないと、何の為に火中の栗を拾う気で都知事になったかが解らなくなる危険性があるかとすら思っております。伊藤さんにはお気に障る表現かも知れませんが、都庁と都議会の何処かにゼネコンの親しい友達がいるのかも知れませんから。”

でもあり、長くはなるが更に下記のように付け加えた。

“菅官房長官は真顔で「総理から我が国独自で北に対して出来る制裁の手法があるはずとの指示があった」と言っていましたが、それが何であれ実際に効果があるのだったならば、平壌に回転寿司店など出来ますか?虚しい議論です。私は「諸悪の根源」ではなく「諸駄目になった根源は、アメリカ人がオバマ大統領を二期も選んだことにある」というか大きな原因の一つになったと信じて疑いません。

ヒラリー・クリントンが肺炎にかかったと報じられたようですが、YM氏は以前から彼女の体の弱さを指摘していました。彼には久しぶりに16日に会います。クリントンが駄目になったとすると、トランプ氏しか候補が残りません。これも重大事ではありませんか?

豊洲ですが、近年は産地直送だの契約農家から有機栽培の野菜を云々というレストランが増えてきました。話は違いますが、農協の中間搾取も批判の標的です。であれば、中央市場も、となるかも知れません。ロッカールームの論客は「豊洲を解体して建て直す場合だってあるだろう」と言っていました。この懸念も段々に真実味を帯びてきました。「小池さん、頼みますよ」です。

ロッカールームの論客は怒っていた

2016-09-12 14:15:36 | コラム
中国とロシアが北朝鮮の後ろ盾だ:

本日は暫くぶりにロッカールームの論客の怒りの長広舌に付き合ってしまった。彼が披露した職歴を聞けば、裏の事情に明るいと自称するのも解らないではない。今朝はジムではエアロバイクにいた時にとなりにやってきて色々聞かされた?のだった。

第一は、「我が国のマスコミは知っているだろうと思うにも拘わらず、余りにも北朝鮮関連の真実を伝えようとしないのは怪しからん」と怒りを爆発させていた。彼は資金も技術もない北朝鮮があそこまでのミサイルと核を開発できる訳がなく、その後ろにロシアの技術力と手を組んだ中国がいるのは間違いない事実だという。ロシアの核の技術水準が高いのは周知の事実であり、中国にも北にもロシアの技術者とノウハウが入っているのは国際的常識だと主張した。「我が国民に危機意識がなさ過ぎる、外務省は甘すぎる。何をやっているのか」と憤慨していた。尤もであると言える。

中国も北朝鮮もアメリカに対する対抗上でも核兵器を持っているところを誇示したいところだが、それを中国は彼ら自身が真っ向から演じることはせずに、ロシア製乃至は自国で作り上げたミサイル等を中国に分け与えて試射をさせていると見れば、解りやすいだろうと力説した。その行為がアメリカに向かって「我が国に逆らうとどうなるか解るか」というメッセージになっているのだと言う。この辺りは、私の得意の深読みと似たり寄ったりだったところに興味があったので素直に聞いていた。

彼は我が国はG20などと言っている場合ではなく、事態は我が国にとっては深刻な危機だと言えると断言してくれた。自分でそういう中国が着々と我が国を狙う行動を大して属国化を気としているとの説を立てておいて言うのも変な話だが、この論客の推論は当たっていないことがないような気がするのが恐ろしいところである。

次に彼の怒りの対象となったのが豊洲市場の嘘八百とでも言える手抜き工事と偽りの情報公開に対してだった。彼は都庁のこの案件に関連した幹部連中が実態を知らないはずがなく、空中写真だけ見せて工事は完全で食の安全には心配がないなどと言う裏には必ず裏があるはずだ。小池都知事はそこを解明する気のようだが、とても一筋縄でいく案件ではないと思う。だが、ここまで来たのだから豊洲の新築の建物を解体して建て直す覚悟がないと乗り切れないのではないかとまで主張してくれた。

私の見るところでは小池都知事は立候補以前からある程度以上の情報を使っていたのかも知れないが、選挙公約だったからと言って、余り多くの分野に一気に改革というか実態の暴露を手がけられるのは決して間違ったことではないが、都政にはそれら以外の日常的な仕事が数多くあるはずだと思う。内田某以下の自民党と議員が如何に知事に対して振る舞う気かどうかは知らぬが、都民ファーストを標榜されて正義の道を邁進されるのも結構だとは思う。だが、多くの都民が悪者退治の為に小池さんを支持したのかどうかも、一度立ち止まってお考え願いたい気がするのだが。

この論客が上述のように言う根拠は、共産党の都議が現場に入って写真に会あたようだ。彼は何処にも公開されていなかった工事の実態を隠蔽し続ける意図だった都庁と都議会の連中を糾明すべきだと言う。彼は「家族にはもしも市場が豊洲に移ったら、それから先は市場を経由したと解った魚は買うなと家内に命じてある」とまで言うのだ。

ある意味で傾聴しても良い意見だし、私の持論である「出来事は一つであり、それを見る角度と場所というか立ち位置と先入観次第では、同じ出来事が全く異なったものとして報道されてしまうものだ」に基づけば、どの媒体を信頼するかで、事件の解釈が全く変わってくると信じている。マスコミは「真実は一つだ」などと解ったようなことを言いたがるが、それは彼らが見て真実と思い込んだ現象である。聞かされる側が余程確固たる信念を持っていないと惑わされてしまうだろう。

実は、この論客は良く聞かされる議論の一つである、財界の有力者や政治家や有識者や専門家や論客の出自まで論っていたのだった点も印象的だった。私はこれはここでは触れてはならぬことだと懸念する