新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月1日 その2 師走に

2017-12-01 14:12:15 | コラム
また2通喪中の葉書が来る師走

今年は特にこの葉書が多いように感じていた。そこに、12月に入ったと思った途端にまた2通である。1枚は昭和26年(1951年)に大学に同期で入学した者で他の3名と組んでいた麻雀の仲間でもあった。彼は足が弱って不自由していたが、2年ほど前に彼の自宅の近所である大崎に用事があった時に呼び出して語り合ったのが最後になった。

つい先頃、「彼奴はどうしているだろうか。あの方面に出る機会でもあれば声をかけてみようか」と思ったことがあった。だが、奥方から送られてきた葉書を見れば、亡くなったのが丁度その頃だったではないか。せめて電話だけでもしておけばと悔やんでいる。某英字新聞の編集局次長だった。ご冥福を祈るだけだ。

もう1枚は、昭和30年(1955年)に新卒で採用して頂いた会社の同期入社の仲間。但し、彼は関西学院大学出身でいきなり大阪支店勤務だったので、当方が昭和37年に大阪に転勤するまでは余り親しく言葉を交わす機会がなかった。生真面目な人だった。

その彼が今年の2月に突然電話をくれたことがあった。それは年賀葉書を整理していたら、私からのものが出てきて急に消息が知りたくなって電話をしたと朗らかに説明された。その時に病名は聞かなかったが既に足が不自由で50 mも歩けないのだと聞いたので、芦屋から転居したと聞いた熊本に一度遊びに行ければと思うなどと他愛のない会話をして別れた。

彼が亡くなったのは、それから間もなくだったとは、昔の会社の別人から知らされていた。「虫の知らせ」というのは本当にあるのだと痛感せざるを得なかった。謹んであらためてご冥福をお祈りする次第だ。


どれだけ韓国の財政に貢献する気か

2017-12-01 09:50:22 | コラム
5億6,342千万円:

私は日頃から我が国のプロゴルフ界が韓国からやってくる強力なプロどもにしてやられているのを悔しがっていた。時には、彼らには「XX婦問題を云々しないように政府に言うことを条件に我が国の試合に出せばどうか」などと暴言(かな?)のような意見を述べたことすらあった。

彼ら韓国人のプロゴルファーの中でも女子は特に強力であり、アメリカの大きな試合でも勝つ連中が沢山いるし、世界のランキングでも上位を占めている者が多い。そういう連中が米国本土に渡る前に、手薄な我が国の市場で腕試しをしてから行くのだからかなわない。聞くところでは、韓国では国家的な規模で運動選手を養成する機関があって、選び抜かれた精鋭が海外に出てくるのだそうだ。

それでは、ぬるま湯のような環境で育った我が国の女子のプロゴルファーたちが韓国勢に勝たれてしまうのも仕方がないかと最早諦めの心境である。特に、賞金女王などは過去4年間韓国人に取られて続けていたが、今年暫く振りに鈴木愛(23歳)が1億4,012千万円を獲得して日本人の手に取り戻したのは誠に結構なことだった。

ところが、決して結構ではない事実があるのだ。それは獲得賞金額の上位10人の中には韓国人が6名もいるのに、日本人のプロは鈴木の他に上田桃子と川岸史果の2名しかいないのだ。残る1名は台湾のテレサ・ルーだから未だ少しは我慢が出来るのだが、何とも不甲斐ない我が国女子プロゴルファーたちの甘さだ。

そこで、上位10名が獲得した賞金の総額を見れば10億1,096千万円で、その中で韓国の6名が獲得した合計は何と5億6,342千万円と、10人全体の56%を占めているのだ。これでは相撲界で番付とやらの上位にモンゴル人の力士が多く並んでいるのと同じような状態、いや、それよりも好ましくないとすら思う。

私は我が国の女子のプロゴルファーたちの奮起を促したいのだが、それ以上に痛感することはオリンピック種目にも入ったことでもあり、韓国のように国家総動員で選手を養成して欲しいとまでは思わないが、何とか強化する方法を考えても良い時期が来たのではないかと考えている。

と言うよりも、正直な気持ちとしては「このままむざむざと韓国勢に席巻されたままに過ごすことは我慢がならないのだ」という、些か感情的だとも言える気分なのだ。それだけではない。折角スポンサーになって頂いた多くの企業に対して、上位6名だけで5億円以上の賞金を持って行かれたことを、プロどもが申し訳ないとお詫びせねばなるまいと思うのだ。私は韓国にやられっぱなしで良いのかと怒っているのだ。