新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月8日の日記

2017-12-08 17:21:07 | コラム
あれから76年である:

今更21世紀の今日、12月8日に特別の思いがある者がどれほどいるだろうかなどと考えている。あの日のことは未だにハッキリと覚えている。丁度、隣の叔母の家の台所にいた時に「西太平洋上において戦闘状態にいれり」とラジオから聞こえてきて、「やった、やった」と小躍りしたものだった。

しかし、2017年の12月8日は寒い寒い朝で、8時45分にユニクロの暖か下着に重ねてトックリのセーターの上にダウンのヴェストを着用し、更に長めのダウンジャケットを着込んで、直ぐ近くの東京山手メディカルセンターに出掛けていった。大腸肛門科の予約は9時30分からだったが、少しでも早く入っていれば早く呼ばれるかとの儚い望みがあった。

それでも、9時20分過ぎには呼ばれて診察の結果は問題なしで、3ヶ月先の予約をして10時半前に会計を終えて脱出。会計を待つ間に、本来は午後3時からの予約になっているプラセンタエキス注射の大久保通りのHクリニックに電話で懇願して、午前中に何とか繰り上げで押し込んで頂いてあった。

そこから調剤薬局に立ち寄って大久保通りまで強烈な寒さの中を歩いて、新大久保駅前のバス停に向かった。その寒さの中でもパチンコ屋には既に長蛇の列。偉いものだと感心する。実は、Hクリニックまでは僅か1停留所なのだったがバスを利用する、何分にもシルババーパス族なのだから。

帰路は運悪くバスの便がなく、約20分かけて寒さの中を歩いて帰った。この方向にはほぼ1ヶ月来ていなかったので、色々と買わねばならぬ品物があり、薬局を2軒と100円ショップに立ち寄って帰宅すれば、もう11時半を回っていた。暫くこの程度の距離でも歩いていなかったので、予想以上に足が疲れていた。

そこで、軽めの昼食を済ませて暫時昼寝と決め込んだ。テレビでは相も変わらず何とかの一つ覚えのように相撲の話を飽きもせず、恥知らずに続けている。彼らが本当のことを言う訳に行かないのは解るが、彼らは視聴者が週刊新潮や週刊文春を読まないとでも思っているのかと疑ってしまう。両方合わせた発行部数は51万を超えているのだがね

そんなことよりも何よりも、私が気になるのはトランプ大統領のエルサレムにアメリカ大使館を移す決定である。まさか、如何にトランプ様と雖も、その決定が世界に如何なる反響を生じるかをお解りではないとは考えにくいのだ。でも敢えておやりになった以上は「公約優先」以外に何かがあるのかと考えてみるが、思い浮かんでくるようなことはなかった。まさか「後は野となれ山となれ」(After me the deluge.などと言うが)ではあるまいな。

ウトウトと4時過ぎまで寝転がっていたところ、ふと「そう言えば、何かこれという食べ物からこの2ヶ月近く遠ざかっていた」と思いだした。その途端に、妙なことに無性にピザパイが食べたくなってきた。未だ夕食には時間が早いかとは思ったが、「思い立ったが吉日」とばかりにピザハットに注文してしまった。恐らく、ピザを食べるのは1年振りくらいだったかも知れないので、ゆっくりと味わうことも忘れて食べてしまった。

これで、12月8日の予定も無事消化できたので、残すは19時からの女子のサッカーが韓国と対戦する試合でも楽しむかと考えているところだ。プラセンタエキス注射の注射をして下さったHクリニックの医師には「顔色が正常に戻ったようですね」と言って頂けて一安心だった。