新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

大忙しだった12月26日

2017-12-27 14:41:46 | コラム
本年最後の病院・クリニック周り:

先週末の大不調からどうやら順調に立ち直ってきたと多少自信を持っても良いと思ったので、26日は朝は9時半過ぎに出発して国際医療研究センター病院(NCGM)に向かう。到着したのが09:58だったので、循環器内科の予約時刻が10:30に対して早すぎるくらいかと思っていたのが甘かったいた。何気なく、待ち時間を知らせてくれる受付機に診察券を入れてみれば、15~18人待ちと出た。これではどんなに早くとも呼ばれるのは10時半を過ぎる頃かと失望。

だが、実際に呼ばれたのは11時半を回ってから。流石に待ち疲れていたが、この世は悪いことばかりではないもので、血液検査の結果も心電図にも問題となるところはなく安定していると、主治医循環器内科医長のH先生に告げられた。気になっていたBNPも213と先ず先ずの数値だった。先ずは一安心で先生からは「貴方はその病歴と年齢にしては十分元気がある方だから、これから先も十分に節制されたし」と言われて、また嬉しくなった。

そこから処方箋を頂いて会計を済ませ、次なる目標の掛かりつけである高田馬場4丁目のSクリニックに向かった。最早午前中の診察が終わる時刻にギリギリなので「エイヤッ」と病院前からタクシーを飛ばした。その車中で運転手さんに例によって景気のほどを尋ねてみると「年末で多少は盛り上がってきたが、往年のような忘年会後の需要が少ないだけではなく、タクシー券を使ってお客様をお送りするような会社も減ってきて、決して稼ぎ時ではなくなった。

更に、大企業になるほど派手なお金の使い方をしないような傾向が見えるのが残念だ。我々の業種までにはアベノミクスの恩恵が回ってきていないと思う。こういう状態が続けば、益々貧富の格差が拡大するのではないかと思う」とかなり落ち着いた口調で語ってくれた。こういう質問に対して「私はウハウハです」などと答える人は少ないと思うが、私のこのような街角景気診断の質問に対する答えは何時も同じだ。

私からは「近年は経営者の質が劣化の一途を辿っているので、経費の中でも目立ち且つ簡単に節約できる接待費や交通費を引き締めたがるようだ。そういうことをすれば、かえって第一戦にいる者たちに士気を阻喪するとは考えないようだ」などと語っている間に、高田馬場4丁目に到着して何とかタクシー大を投資した効果で無事に間に合った。

ここではS先生には先ずNCGMの診断の結果をご報告してから診察して頂いた。ここでも診察の結果は良かったようで「順調に回復しているようだが、本日が今年最後の診察だから、念の為に何時もの注射をして状態を安定させておこう」と注射をして頂いて終わった。それから約15分ほど足取りも軽く歩いて、調剤薬局に処方箋を出してから帰宅して遅い昼食を済ませて一休み。

何と26日には更に15:30からこのアパートの地下のF歯科での今年最後の予約があったのだ。そこで、少し早めに出掛けて調剤薬局でNCGMの薬を受け取ってから歯科医院に向かった。全てが終わって午後4時。いやはや、1日を振り返って「善くぞ自信を失っていた体でぞあれだけ動けたものだ」と感無量(は大袈裟か?)だった。換言すれば、漸く2ヶ月以上も続いたあの体調の不備から脱出できつつあると言うこと。

話は変わるが、これだけ出歩いていれば、各テレビ局がここを先途と競って報道する愚にもつかない相撲協会の「コップの中の嵐」ではない「お猪口の中の揉め事」程度のニュースを見ないで済むのは結構なことだった。結果的には週刊誌の後追いにもなっていないのではないか。テレビのニュースをを見ている時にこの相撲の話になれば、チャンネルを変えるか切ってしまうかの何れかにしている。尤も、それでは見ても良いニュースはなくなるが。

各局はあの関連を「スポーツ」の枠内で取り上げるが、あの空騒ぎの何処がスポーツなのかと不思議に思っている。以前から指摘してきたことで、NHKを始め各テレビ局は相撲関連を「興行」乃至は「相撲」という枠を設定して取り扱って貰いたいものだ。あの醜悪な内輪揉めとモンゴル出身の力士共に蹂躙されている不甲斐ない状態の如何なる部分がスポーツなのかと、協会にもマスコミにも問いかけたい。