中国とUNとWHOの関係:
中国のこれまでの歴史における数々の悪行というか、悪知恵というか、悪辣というか、狡猾とすべきか知らないが、我が国に対してのみではなく方々の国で仕掛けてきたことは、高山正之氏が週刊新潮に連載しておられる「変見自在」に余すところなく記述されていると思って毎回読んでいる。だが、ここに記されているのは過去のことであって、習近平主席が独裁を開始してからの事までには至っていない。私は中国は習主席が君臨するようになってからは、以前よりも規模が大きく且つ限りなく野心的になってきて、世界制覇の野望を白昼堂々と見せていると看做している。
特に露骨な点は「何事も金で片付けようとする方針で、その手口はあからさまにアフリカの低開発国に顕著に表れている。そして5G問題が脚光を浴びるのと変わらない速度で、一帯一路をヨーロッパの経済的に不安定な諸国に持ちかけた。そして現在急速にコロナウイルスの感染が広まりつつあるイタリアがその典型的な困った例のようである。ところが、習主席の手法はそんなところで終わりにせず、UNのこれというポジションに金に飽かして中国人を送り込んでいるだけに飽き足らず、WHOのテドロス事務局長を自家薬籠中のものにして、あからさまに中国寄りの決定や発言をさせているのだ。
その「白昼堂々」と言うかあからさま例として挙げられるのが、先頃のテドロス事務局長の懸念材料とする4ヶ国の中には中国が入っていないのみならず、その対処法を礼賛し、返す刀で我が国をも懸念材料にしてくれたのだった。中国はそこまでに止まらず、今度はWHOに2,000万ドルの寄付をしたのである。それを受けるWHO(なのかテドロス氏なのか知らないが)も白昼堂々を適用したいくらいだ。我が国はそれほど偏向し切っているアンフェアーなWHOを未だに信用している感があり、「WHOがこう言った」などと引用する姿勢は如何にも甘過ぎると断ぜざるを得ない。
私に不思議に思えてならないことは、これほど中国が傍若無人に振る舞っていても、世界の何処からも真っ向から「テドロス事務局長不信論」が出てこないことだ。我が国の間抜けマスコミなどは昨日のテドロス事務局長の意味不明なパンデミック宣言などをそのまま何らの注釈も付けずに報道し、批判はゲスト解説者の任せする無責任振りも今に始まったことではないが、見識が全く欠如している。これまでに真っ向からテドロス更迭論を唱えたのは産経新聞だけという弱腰だ。私の記憶に誤りがなければ、トランプ大統領も何もTwitterで触れておられない。まさか、習主席に気兼ねしておられるのではないだろうな。
クドクドと述べてきたが、私が言いたいことは「我が政府はUNとアメリカに真っ向からUNとWHO不信論を伝え、習近平主席の振る舞いに対してクレームの申し入れをすること」だ。「このコロナウイルスの全世界での蔓延の状態を見るときに、テドロス如き人物に制圧の大事業を任せておいてはならない」と、UNどころか全世界に働きかけて何が悪いのかと、私は考えている。テレビに登場された専門家の一人は「テドロス氏は英語を母国語していないので、不明瞭なパンデミック宣言になったのだ」などと解説されたが、問題は言葉ではないのだ。彼の責任感と倫理の問題だ。
中国のこれまでの歴史における数々の悪行というか、悪知恵というか、悪辣というか、狡猾とすべきか知らないが、我が国に対してのみではなく方々の国で仕掛けてきたことは、高山正之氏が週刊新潮に連載しておられる「変見自在」に余すところなく記述されていると思って毎回読んでいる。だが、ここに記されているのは過去のことであって、習近平主席が独裁を開始してからの事までには至っていない。私は中国は習主席が君臨するようになってからは、以前よりも規模が大きく且つ限りなく野心的になってきて、世界制覇の野望を白昼堂々と見せていると看做している。
特に露骨な点は「何事も金で片付けようとする方針で、その手口はあからさまにアフリカの低開発国に顕著に表れている。そして5G問題が脚光を浴びるのと変わらない速度で、一帯一路をヨーロッパの経済的に不安定な諸国に持ちかけた。そして現在急速にコロナウイルスの感染が広まりつつあるイタリアがその典型的な困った例のようである。ところが、習主席の手法はそんなところで終わりにせず、UNのこれというポジションに金に飽かして中国人を送り込んでいるだけに飽き足らず、WHOのテドロス事務局長を自家薬籠中のものにして、あからさまに中国寄りの決定や発言をさせているのだ。
その「白昼堂々」と言うかあからさま例として挙げられるのが、先頃のテドロス事務局長の懸念材料とする4ヶ国の中には中国が入っていないのみならず、その対処法を礼賛し、返す刀で我が国をも懸念材料にしてくれたのだった。中国はそこまでに止まらず、今度はWHOに2,000万ドルの寄付をしたのである。それを受けるWHO(なのかテドロス氏なのか知らないが)も白昼堂々を適用したいくらいだ。我が国はそれほど偏向し切っているアンフェアーなWHOを未だに信用している感があり、「WHOがこう言った」などと引用する姿勢は如何にも甘過ぎると断ぜざるを得ない。
私に不思議に思えてならないことは、これほど中国が傍若無人に振る舞っていても、世界の何処からも真っ向から「テドロス事務局長不信論」が出てこないことだ。我が国の間抜けマスコミなどは昨日のテドロス事務局長の意味不明なパンデミック宣言などをそのまま何らの注釈も付けずに報道し、批判はゲスト解説者の任せする無責任振りも今に始まったことではないが、見識が全く欠如している。これまでに真っ向からテドロス更迭論を唱えたのは産経新聞だけという弱腰だ。私の記憶に誤りがなければ、トランプ大統領も何もTwitterで触れておられない。まさか、習主席に気兼ねしておられるのではないだろうな。
クドクドと述べてきたが、私が言いたいことは「我が政府はUNとアメリカに真っ向からUNとWHO不信論を伝え、習近平主席の振る舞いに対してクレームの申し入れをすること」だ。「このコロナウイルスの全世界での蔓延の状態を見るときに、テドロス如き人物に制圧の大事業を任せておいてはならない」と、UNどころか全世界に働きかけて何が悪いのかと、私は考えている。テレビに登場された専門家の一人は「テドロス氏は英語を母国語していないので、不明瞭なパンデミック宣言になったのだ」などと解説されたが、問題は言葉ではないのだ。彼の責任感と倫理の問題だ。