新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

11月8日 その2 新宿区百人町の街に出てみた

2020-11-08 15:37:33 | コラム
アメリカの混乱の状態の報道に耐えかねて:

久しぶりに大久保通りを北新宿の方向に気分転換にと歩いて見た。即ち、ドンドンと山手線の外側に向かって行くということだ。道すがら数多く流れてくる報道にあるバイデン氏の悪行というか「不正行為」は英語では何と言うのだろうかと考えていた。そんなことをしていれば気分転換にはならないが、どうしても頭から離れていないようだった。思い浮かんだ言葉は“injustice”と“illegal conduct”と“misbehaving”くらいだった。ひょっとすると全部が当て嵌まるかも知れない。

この通りは何時歩いてみても、何処から湧いてくるのかと不思議に感じるほどアジア系とバングラデシュを中心と(しているのだろう?)するイスラム教国の連中が数多く動き回っている。何時も同じ事を言うが「彼等は如何なる在留資格で滞在し、何処かに住み着いて、どのようにして政活費を稼いでいるのだろうか」と理解不能である。気が付けば「以前にはここには何があったのか」と思わせられた場所には、急増しつつあるネパール料理店が1軒出来ていた。

買い物をする目的もあったが、それを終えてから丸亀製麺が撤退した後に出店したドミノピザを偵察してみたが、新規開店のキャンペーン中で大賑わいだった。要するに引き取りに来れば割引になるという事の為か、何と行列が出来ていた。昼食には若者に人気が出ていると聞いたサイゼリヤに家内と共に入ってみると、満員御礼に近い盛況で若き女性たちが大勢楽しげに語り合っていた。我々夫婦は大いに場違いの感があった。直ぐそばの席にいた一家は明らかにタガログ語を話していたが、どう見ても旅行者という出で立ちではなかった。何をして生活しているのだろう。

帰路に観察したところでは、長い間出ていたお菓子の安売り店には「11月20日で閉店」というポスターが貼られていた。日本人を相手にすれば駄目になるという例だ。マスクは明らかに至る所でイスラム教徒向けの店で売られていたが、中にはその店の店名がカタカナで印刷された50枚入りの箱が並んでいたところもあった。価格としては¥399が底値で、そこから400、500、600と上がって行って、中には¥900まであった。北新宿の薬局には近頃多く見かける「マウスシールド」とやらいうプラスティックス製のものが¥88で出ていた。

この通りとそれに連なる路地には明らかに栄枯盛衰が見えるが、滅びていく店のほとんどが日本人向けの商いである。尤も、我が家の直ぐ近所にあった日本語学校の者たち向けだったとしか思えないタピオカドリンク店が先頃閉められて、その後に入ったのが中国人が経営する楊州の麺類の店になった例もある。何が言いたいのかと言えば、決して愉快な現象ではないという事。新型コロナウイルス対策で外食と外飲業者が苦しんでいるこの時期に、外国人が外食を楽しんでいる光景は、私には何処かが狂っているのだと見える。

野党とマスコミの連合軍の方々、日本学術会議だけが問題だけが我が国における喫緊の課題ではないと思うのだが、如何かな。日本語は言うに及ばす韓国語すら聞こえてこない街が新宿区にはあるのだとご承知置き願いたい。もうそろそろ何らかの対策を講じても良くはないのか。だからこそ、私は新宿少数民族と名乗っているのだ。

アメリカは何処に行ってしまうのだろう

2020-11-08 11:08:56 | コラム
大統領選挙後の混乱には憂慮させられている:

本11月8日の朝に目覚めたら、アメリカの反トランプ派のニュースメディアは既にバイデン候補の勝利を伝えていた。矢張りそういう結果になったかと、あらためて受けとめた。同時に現地からの中継では記者たちはアメリカの分断が一層深刻化すると憂いて見せていた。一方では、トランプ大統領が繰り返して事前に指摘して見せていた「バイデン陣営の不正行為というか工作というか知らないが、投票特に郵便投票に不正がある」との情報も、我が国でも数多く流されている。私にはかかる状況を判断出来るだけの知識もなければ材料持ち合わせもない。黙って見つめているだけだ。

週刊AWACS氏は昨7日に既に「もし、トランプ大統領の言うようにバイデン側に不正があるとするならば、そんな不正国家と我が国が密接な関係を持つこと自体に問題があります。他国ではあっても不正を簡単にするような国に我が国は防衛をお任せしているのです。これはトランプ大統領であっても同じでしょうが、日本人の犠牲者がどれくらい出た状態で米軍は自衛隊に加わるのでしょうか?」と言って、憂慮のほどを表明されていた。卓見であると思って読んだ。

私は感心する共に「その通りだろう」と深く考え込まされた。他には、宮崎正弘氏もバイデン側の不正工作を指摘していたのを読んで、あらためて「何ということか。彼もそのような見解だったのか」と更に深刻に受け止めたのだった。バイデン候補の当確が打たれた以上、これから先にトランプ氏が如何なる手段に訴えて行かれるかは報道の通りかと思う。だが、法廷闘争でバイデン氏の勝利を逆転できるか否かには疑問な点が多いと報じられている。即ち、トランプ大統領の出方がアメリカ政治を混乱させる事態も引き起こすだろうし、分断をより一層深めるのかも知れないのだ。

私は俗に言う「トランプ嫌い」の範疇に入ると思う。だが、以前から述べてきたように、トランプ大統領の業績を否定するものではなく、選挙キャンペーン中の公約を次々へと実行された政治手法には、それ相応の敬意を払ってきた。その実績の中でも対中国の強攻策は十分に(我が国にとっても)有り難いことだと評価している。しかし、多くのアメリカの支配階級というか知的水準が高い層には、彼の品位に乏しい姿勢は嫌われるのは仕方がないと思っている、彼の支持基盤は彼等ではないのだから。だが、だからと言って大統領の地位から降ろすのは如何かとも思って見ている。

同時に、私は「我が国にとっては民主党政権は好ましいとは思えない(この点を敢えて英語で”bad news”と表現した)」と主張し続けてきた。繰り返してクリントンとオバマ政権時代の我が国に対する冷たいと言うか不当な扱い方の例を挙げてきた。そういう意味からでも、現在の私も見事に分断されたかと危惧している。何れにせよ、ここから先がどのように展開していくかを、ある意味でハラハラしながら見守っていくしかないのかと思っている。

念の為に申し上げて置けば、私は「民主党とバイデン支持」と言った事は一度もない、仮令トランプ氏を嫌っていても。トランプ氏が民主党政権のような政策を採ってこられることなく、片務性を批判されても安全保障条約を堅持して貰えれば良かろうかと考えてきた。だが、私が尊敬し良き国だと評価して、その国の為に22年以上も一所懸命に働いてきたアメリカが、現在のような混沌とした状況にあるのは、何とも表現しようがないほど残念であり、憂慮させられているのだ。