新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

11月16日 その2 アメリカは一層分断されたのか

2020-11-16 17:20:47 | コラム
読売新聞はアメリカを「一国二国民」と形容したそうだ:

「一国二国民」とは将に言い得て妙だが、遺憾ながら色々な面でアメリカはそのように別れてしまった感が、より一層濃厚になってきたと看做さざるを得ないか。

私は繰り返して「これまでに(と言うか在職中には)社内でも社外でもアフリカ系アメリカ人と膝付わせて語り合った経験などなかった」と述べてきまた。また、ヒスパニックの場合は二世や三世を除いて、社内でも工場を除けば彼らと日常的に接するすることすら希だった。即ち、白人層と少数民族との分断は当時から歴然とあったのが、アメリカの社会の構成だったのだ。現在ワシントンDCで起きているトランプ氏の岩盤の支持者たちであろう人たちのデモを見れば、明らかにその連中だと思わせる階層の者たちしか見えなかった。

視点を変えて、カリフォルニア州などに入って見れば「足を踏み入れても危険はない」という安全な場所でも、UCLAの構内などでも、「駐在員の方々が日本からのお客を案内してはならない」と指定されている地域でも、白人は圧倒的に少数派だった。即ち、韓国系とヒスパニックに占拠されていると思わせられる地域が絶対的に多いのだ。。だからこそ、私は「LAやその周辺に旅するのならば、英語よりも韓国語とスペイン語を覚えて行った方が役に立つだろう」と皮肉を言ったほどで、これも一種の人種的な分断と言えるのではないのか。

私の在職中の頃までよりも一層その分断の傾向が顕著となったアメリカを、これから統治していくバイデン政権は地理的乃至は人種的に別けるだけでなく、階層的な分断をも考慮して統治していかねばならないかも知れないと思わせられる。私はかかる分断をもたらした原因の一つには、過去に大らかに異国からの移民を受け入れてきたアメリカの寛容さがあるのではなかったと思っている。

ところで、大統領選挙に絡んで数本送られてきたバイデン陣営の不正行為のメールを拡散してみたところ、NY駐在経験がある銀行OBの級友からは「何故あれほど多くの証拠が我が国まで流布されているにも拘わらず、アメリカの各州の裁判所はトランプ大統領の訴訟を棄却するのだろう。マスコミ報道はトランプ大統領側は確たる証拠を提示していないと報じているが、あれほどの証拠は彼の陣営には入っていないのか」との疑問が寄せられた。この件はアメリカの知人たちに「何故?」と照会中だ。


変わりゆく東京都新宿区百人町

2020-11-16 09:28:52 | コラム
ベトナム人専用の理髪店が出来か?

昨日は好天に気を良くして、大久保通りまで散策兼買い物に出掛けた。その際に数多くある我が家の直ぐ近所にある大久保通りと平行に走る中央病院通りとを結ぶ路地で、未だ通ったことがない一本を選んで歩いて見た。そこには驚くべき(は大袈裟かも知れないが)新発見があった。それは、遠目にも人だかりがしている店舗があったので「何事か」と近寄ってみれば、何とベトナム語と思しき値段表の立て看板が出ている理髪店だった。それが大変な盛況で、何人もが順番待ちで外に並んでいたのだった。

それを見て私が真っ先に疑ったのは「これは違法操業だろう」ということ。私は法律的な規制は知らないが、理髪店も技術者には免許と開店には保健所等の認可が必要なのだろうと思う。その理髪店は明らかに設備も整っていないと見えた。疑えばキリがないが、ベトナム人たちは既に北関東でブタ等の家畜の窃盗を犯した実績があり、ここでは自助・共助の精神を発揮して、日本人向けの理髪店が1店しかない大久保通りでは不自由を感じ、てここに勝手に開業したのだろうと推察した。

この現象も私に言わせれば「だから言ったじゃないか」なのである。私には若年の労働人口不足で外国人を入国させようという方針は解らないでもないが、彼らを緩い規制で入れればかかる結果を生じるのだ。理髪店の開業などは未だ穏やかだが、高ずれば家畜の窃盗団にまで事が及んでしまうのだ。事実、大久保通りから出ている路地には既に中国人が経営し、中国人に理容師と美容師が勤務している店舗がある。それで学んだことは、中国では美容院は男女兼用だったと言うこと。元総務大臣で元官房長官は、そこまで彼らがのさばるとお考えだったのだろうかと言いたくもなる。

この路地にはかなり規模が大きい4階建てのアパートがあり、各戸の窓際には香港の下町にも似て洗濯物が満艦飾で干されており、明らかにアジア系等の者たちの巣窟だと分かる。これらの路地にはそういう感じの小さなアパートが無数にという感じであるし、小さなホテルも数多くある。その中の一つは先頃のラグビーのW杯が開催された際には、歴とした白人までが滞在していた。要するに、極めて低次元の国際化が進んでしまっているのだ。私は以前から「この街は何時かは我が国がこのように劣化していくとの縮図というか先行した見本だ」と嘆いて見せていた。

昨日も大久保通りではまた一軒「はて、ここは以前は何の店だったのか」と首をかしげた外国人様御用達の店が新規開店していた。また、一軒のハラルフードの店では道路側に50枚入りのマスクを3箱¥1,000で売っていた。1箱で¥333はこれまでに見た最安値である。話は変わるが、私は恐ろしいと危惧していることは「彼らは恐らく日本語は読めないだろうし、テレビも見ないだろうから、ウイルスの感染が都内では悪化の一途であるとは承知していないで、キチンと対応していないのではないかと言う点だ。彼らは消費税も収めていないのではないかという疑いがあるとも聞いた。

菅内閣総理大臣様、宜しくお願いしますよ。何分にも「えーかっこしい」の小池さんでは頼りになりそうにもないので。