2022年5月の新宿区の人口は前月比4,298人増加で345,175人だった:
始めにお断りしておくことは、6月には広報への人口の記載が従来の当月の5日号から25日号に変更されたので、統計に多少計算が合わないところが出てきている点だがあるのだ。広報には6月1日の時点での人口が掲載されたので、本稿ではそれを5月の人口として計算する次第だ。
東京都新宿区の22年5月の人口は+4,298人と大幅な増加に転じて345,175人となっていた。日本人は203人の増加で307,925人となった。一方の外国人は一気に4,095人の増加で37,250人となった。この結果で外国人が区全体の人口に占める比率は10.8%と、前月の9.7%よりも1.1%も上昇していた。因みに、3月は9.8%だった。
大久保通りを山手線の内側と外側を歩いて見たときの感覚では、外国人がそれほど増えたとは感じない。だが、確かに日本語学校を出入りする若者の数は増えてきている。彼らが4,000人も増えた外国人の主流を為しているのだろうか。また、4月のラマダンが終了したせいか、イスラム横丁での活気が戻り、違法駐車も復活した気配だ。
大久保通りの山手線内側のKoreatownの活況は衰えるところを知らない様子だ。相変わらず老若の女性たちで賑わっている。その連中が韓国への観光旅行が再開されれば少しは減るのだろうか。その動向に注目しようとも思わないが。
外国人の住民登録が増えたと聞いて思う事がある。それは「何故、イスラム教徒その他のアジアの諸国からの人たちは百人町/大久保通の周辺に集中的に現れるのだろう」との疑問なのだ。先日、区役所の広報の担当者に訊いてみたが、そこまでの事は把握できていなかったし、この街の現状(惨状?)にも精通していなかった。一寸残念だった。
参考資料:新宿区広報 6月25日号