往年の名選手に訊いた:
12月4日の我が高校のサッカーの会(とは言ってもOB会とは関係ない任意の集まりだが)でメルボルン・オリンピック選手(2期上)にして元K大監督のTKさんと、我が国の大学サッカー代表の戦後初の海外遠征(ドイツのドルトムントだった)の一員だったW大OB(1期上)のSOさんに少しだけ現在のサッカー界について訊く機会があった。
先ずはFC東京から代表に出てきたK大在学中の武藤嘉紀。2人とも「非常に良い」と絶賛だった。TKさんによれば「大学のサッカー部から離れるのは惜しかったが、その方が当人と我が国の代表の為になると喜んで理解して送り出した」とのことだった。
因みに、武藤君は慶応高校の出身だそうで。SO氏は普段は厳しいことを言う方だが「あれは良い。非常に良い。未だ伸びる」と全く褒めただけ。私は如何にもK大らしいスマートさはあるものの、やや力強さに欠ける気がするが、優れた素材だと認識していたので納得の評価だった。彼の今後の成長に期待しよう。
私は常に現在のサッカー選手たちの技術水準は、我々が昭和20年代に大学でやっていた頃、ないしは全国制覇し損なった頃とは全く違っていて、国際的に見ても非常に高くなっていると認識していた。この点については誇り高きSO氏でさえ「我々の頃には想像も出来なかった高い水準にある」とその進歩と変化を認めていた。しかし、そこまでの域に達していてもW杯で予選リーグすら突破出来なかったのだ。矢張りそうだったかと、やや残念な感が残った。
というような話が聞けていたのだったが、想定内であったにもせよ、当方の緊急入院などいう事故があった為にこの一種の内輪話を今日まで纏める機会がなかった。ここに敢えて公開する次第だ。
12月4日の我が高校のサッカーの会(とは言ってもOB会とは関係ない任意の集まりだが)でメルボルン・オリンピック選手(2期上)にして元K大監督のTKさんと、我が国の大学サッカー代表の戦後初の海外遠征(ドイツのドルトムントだった)の一員だったW大OB(1期上)のSOさんに少しだけ現在のサッカー界について訊く機会があった。
先ずはFC東京から代表に出てきたK大在学中の武藤嘉紀。2人とも「非常に良い」と絶賛だった。TKさんによれば「大学のサッカー部から離れるのは惜しかったが、その方が当人と我が国の代表の為になると喜んで理解して送り出した」とのことだった。
因みに、武藤君は慶応高校の出身だそうで。SO氏は普段は厳しいことを言う方だが「あれは良い。非常に良い。未だ伸びる」と全く褒めただけ。私は如何にもK大らしいスマートさはあるものの、やや力強さに欠ける気がするが、優れた素材だと認識していたので納得の評価だった。彼の今後の成長に期待しよう。
私は常に現在のサッカー選手たちの技術水準は、我々が昭和20年代に大学でやっていた頃、ないしは全国制覇し損なった頃とは全く違っていて、国際的に見ても非常に高くなっていると認識していた。この点については誇り高きSO氏でさえ「我々の頃には想像も出来なかった高い水準にある」とその進歩と変化を認めていた。しかし、そこまでの域に達していてもW杯で予選リーグすら突破出来なかったのだ。矢張りそうだったかと、やや残念な感が残った。
というような話が聞けていたのだったが、想定内であったにもせよ、当方の緊急入院などいう事故があった為にこの一種の内輪話を今日まで纏める機会がなかった。ここに敢えて公開する次第だ。