設楽裕太君が日本新記録を:
昨25日は全くボンヤリとしていたので、今朝になって設楽裕太君が16年ぶりに日本記録を出した東京マラソンを見ていたのを思い出したのだった。私は何度も採り上げて論じてきたが「箱根駅伝を続けている限り、我が国の男子のマラソンには明日はない」が持論だった。そのマラソンに何と東洋大学在学中には箱根駅伝のスターだった設楽君が日本記録を打ち立てたのだった。誠に結構なことであると思わずにはいられなかった。
私は何気なくチャンネルをを合わせたのであって、正直なところ「東京マラソンは平昌オリンピックのために埋没している感なきにしもあらず」だった。私の期待感としては「どうせまたアフリカの諸国のランナーに良いようにやられてしまうのでは」辺りだった。
そして、中継を見始めた時には設楽君は先頭集団から後れて7番目を走っていたのだった。だが、不思議なことに、この場面での私の得意の「閃き」では「設楽君は無理をすることなく後半で追い込む為の力を蓄えているのだ」となっていたのである。まー、およそ非現実的な予感だったとは思う。
だが、30 kmを過ぎ、35 kmも過ぎると何としたら君が俄然調子を出して前にいるアフリカ系の走者を次々にかわして、先頭を走っているケニアのチュンバという一度東京マラソンを制覇している走者に迫る勢いで走り出したのだった。何の根拠もなく「設楽君が力を蓄えている」という見方が当たっていたのだった。結果的には設楽君はチュンバに40秒以上の差はつけられたが、無事に日本記録は達成できたのだった。
この日本記録樹立という結果では、私の「箱根駅伝を続けている限り」説にはほころびが出た感が無きにしも非ずだ。だが、アフリカ系の多くの走者が出している世界的な記録とは2時間5分を切らねばならないところまで来ており、世界記録は2時間2分57秒という途方もない水準に達しているのだ。私は冗談でも何でもなく、最早この種目ではアフリカ諸国の走者に追い付くのは不可能に近いのではとすら考えている。
だが、兎に角設楽君が16年ぶりに日本新記録を打ち立てて前途に希望の光を見せてくれたのは、大いに評価すべきだと思っている。だが、世界記録との差は4分もあるのだ。彼らはマラソンでも100 mを18秒程度で走ってしまう。4分の間にどれほど離されているかを計算してみたら如何か。
昨25日は全くボンヤリとしていたので、今朝になって設楽裕太君が16年ぶりに日本記録を出した東京マラソンを見ていたのを思い出したのだった。私は何度も採り上げて論じてきたが「箱根駅伝を続けている限り、我が国の男子のマラソンには明日はない」が持論だった。そのマラソンに何と東洋大学在学中には箱根駅伝のスターだった設楽君が日本記録を打ち立てたのだった。誠に結構なことであると思わずにはいられなかった。
私は何気なくチャンネルをを合わせたのであって、正直なところ「東京マラソンは平昌オリンピックのために埋没している感なきにしもあらず」だった。私の期待感としては「どうせまたアフリカの諸国のランナーに良いようにやられてしまうのでは」辺りだった。
そして、中継を見始めた時には設楽君は先頭集団から後れて7番目を走っていたのだった。だが、不思議なことに、この場面での私の得意の「閃き」では「設楽君は無理をすることなく後半で追い込む為の力を蓄えているのだ」となっていたのである。まー、およそ非現実的な予感だったとは思う。
だが、30 kmを過ぎ、35 kmも過ぎると何としたら君が俄然調子を出して前にいるアフリカ系の走者を次々にかわして、先頭を走っているケニアのチュンバという一度東京マラソンを制覇している走者に迫る勢いで走り出したのだった。何の根拠もなく「設楽君が力を蓄えている」という見方が当たっていたのだった。結果的には設楽君はチュンバに40秒以上の差はつけられたが、無事に日本記録は達成できたのだった。
この日本記録樹立という結果では、私の「箱根駅伝を続けている限り」説にはほころびが出た感が無きにしも非ずだ。だが、アフリカ系の多くの走者が出している世界的な記録とは2時間5分を切らねばならないところまで来ており、世界記録は2時間2分57秒という途方もない水準に達しているのだ。私は冗談でも何でもなく、最早この種目ではアフリカ諸国の走者に追い付くのは不可能に近いのではとすら考えている。
だが、兎に角設楽君が16年ぶりに日本新記録を打ち立てて前途に希望の光を見せてくれたのは、大いに評価すべきだと思っている。だが、世界記録との差は4分もあるのだ。彼らはマラソンでも100 mを18秒程度で走ってしまう。4分の間にどれほど離されているかを計算してみたら如何か。