アメリカで生まれ育った子供の英語:
先日、駐在員の3歳のお子さんに「英語ではそう言えば良いのか」と教えられたと回顧した。それは1975年くらいのことだっただろう。そこで、その時に子供さんが言ったことを覚えている間に書き留めておこうと思った次第。
それは「まま、これで何かが出来ると思う?」と、彼が遊んでいたレゴ(LEGO)を幾つか持ってきて母親に “Mamma! Do you think you can make something out of these?”と話しかけたのだった。私は彼に「へー、そう言えば良いの」と思わず言ってしまった。言いたいことを巧みに表現してあると思ったからだ。
そこでお母さんに「とても英語が上手いのですね」と言ってみると、「その通りなんです。私が付いていくのがやっとです。子供たちは英語を吸収するのが早くて追い付きません」と言われた。
如何にも簡単なことのように見えるが「これで何かが出来ると思う?」を英語にして見ろと言われれば、苦労される方が多いのではないだろうか。3歳の子供が、最初に Do you think を持ってきた発想が上手い言い回になったというか、凄いと思ったのだ。
このお子さんが成人して恐らく就職した後の1990年代に再会した時に、この話をしたところ「そんなことが言えたのですか。今は英語は綺麗サッパリ忘れてしまって苦労しています」と苦笑いだった。この辺りが所謂「帰国子女」の悩みかと思って聞いたのだった。確か、彼は小学校入学前に帰国していたはずだ。
先日、駐在員の3歳のお子さんに「英語ではそう言えば良いのか」と教えられたと回顧した。それは1975年くらいのことだっただろう。そこで、その時に子供さんが言ったことを覚えている間に書き留めておこうと思った次第。
それは「まま、これで何かが出来ると思う?」と、彼が遊んでいたレゴ(LEGO)を幾つか持ってきて母親に “Mamma! Do you think you can make something out of these?”と話しかけたのだった。私は彼に「へー、そう言えば良いの」と思わず言ってしまった。言いたいことを巧みに表現してあると思ったからだ。
そこでお母さんに「とても英語が上手いのですね」と言ってみると、「その通りなんです。私が付いていくのがやっとです。子供たちは英語を吸収するのが早くて追い付きません」と言われた。
如何にも簡単なことのように見えるが「これで何かが出来ると思う?」を英語にして見ろと言われれば、苦労される方が多いのではないだろうか。3歳の子供が、最初に Do you think を持ってきた発想が上手い言い回になったというか、凄いと思ったのだ。
このお子さんが成人して恐らく就職した後の1990年代に再会した時に、この話をしたところ「そんなことが言えたのですか。今は英語は綺麗サッパリ忘れてしまって苦労しています」と苦笑いだった。この辺りが所謂「帰国子女」の悩みかと思って聞いたのだった。確か、彼は小学校入学前に帰国していたはずだ。