漢字語と言うよりは当て字か:
昨日はオランダの正式な国名の表記等を採り上げたが、漢字では「和蘭」と「阿蘭陀」が当てられているようだ。それで「蘭」の字で表記されている場合が多いらしい。
実は、私はアメリカを米国と表記するのが個人的に好みではないので、ほぼ絶対的に「米国」は使わないようにしている。それは嘗ては「米利堅」と書いたことの名残だと思っている。音感から見れば「亜米利加」の方が未だ合理的だと思うが、省略して「亜国」とするとアルゼンチンになってしまうのだ。それでは、アルゼンチンがどうなっていたかと思えば「亜爾然丁」だったのである。
なお、韓国語でも中国語でもアメリカは「美国」と表記され、それぞれ「ミグック」と「メイクオ」のように発音されている。それは中国では United States of Americaを「美利堅合衆国」と表記するからのようだ。決して「美しい国」だと言っている訳ではないらしい。
翻って我が国の場合を考えて見ると、昭和37年に大阪支店に転勤して解らないというか読めない地名が多くで困惑させられた。会社が使っていた営業倉庫我あったところは「百済」であって、歴史を感じさせて貰えたし、「放出」を「ハナテン」とは読めなかった。京阪電鉄の沿線にある「樟葉」や「枚方」もお手上げだった。京都に行っても「烏丸」はどう読んでも「カラスマル」じゃないかと嘆いていた。「太秦」だって解読不能だった。
昨日はオランダの正式な国名の表記等を採り上げたが、漢字では「和蘭」と「阿蘭陀」が当てられているようだ。それで「蘭」の字で表記されている場合が多いらしい。
実は、私はアメリカを米国と表記するのが個人的に好みではないので、ほぼ絶対的に「米国」は使わないようにしている。それは嘗ては「米利堅」と書いたことの名残だと思っている。音感から見れば「亜米利加」の方が未だ合理的だと思うが、省略して「亜国」とするとアルゼンチンになってしまうのだ。それでは、アルゼンチンがどうなっていたかと思えば「亜爾然丁」だったのである。
なお、韓国語でも中国語でもアメリカは「美国」と表記され、それぞれ「ミグック」と「メイクオ」のように発音されている。それは中国では United States of Americaを「美利堅合衆国」と表記するからのようだ。決して「美しい国」だと言っている訳ではないらしい。
翻って我が国の場合を考えて見ると、昭和37年に大阪支店に転勤して解らないというか読めない地名が多くで困惑させられた。会社が使っていた営業倉庫我あったところは「百済」であって、歴史を感じさせて貰えたし、「放出」を「ハナテン」とは読めなかった。京阪電鉄の沿線にある「樟葉」や「枚方」もお手上げだった。京都に行っても「烏丸」はどう読んでも「カラスマル」じゃないかと嘆いていた。「太秦」だって解読不能だった。