>平昌のメダル獲得競争で起こっていること:
私は既に「我が国の選手たちが幾つメダルなるものを獲得するかなどを忘れ、ゼロだと思って見ていれば良い。そうすればいつ何時どれが取れても望外の幸せと思って喜べるではないか」と指摘した。決して私に愛国心がない訳でもなく、出場する選手たちのあそこに行くまでの苦労を知らずして言ってはいないのだ。ただ単にマスコミの空騒ぎというか、メダルだメダルだと要らざる圧力をかけている報道姿勢に対する批判である。
ところがである。未だ開始されてから3日だが、一向にメダルとやらに近付く者が出てきていないのだ。私には圧倒的に好ましくないと思わせてくれる葛西紀明を「レジェンド」と囃し立てるのはどうかと思うが、彼自身までが「金メダルを」などと言わされているのでは「何をか言わんや」である。実際に彼はノーマルヒルとやらでは21位に終わったではないか。
彼葛西が8度もオリンピックに出てきた努力は賞賛するが、それは取りも直さず後進が育っていない、育てていないという不手際であっても、葛西君の責任ではあるまいと思う。だからメダル獲得競争をあおり立てるのは好い加減に止めろと言いたくなるのだ。
女子のスピードスケートもあれほど囃し立ててくれたが、私は何もこの種目に限ったことではないが、世界は広いのであって何時何処から「エッつ、そんな強い人がいたのか」という驚異の選手が出てくるものだ。昨夜も少しの期待感もあって高木美帆が出る3,000 mの競技を見た。高木でさえ、強豪のオランダ勢の前にあっては3位に入った選手にあれほど離されて5位に終わった。健闘は称えるに吝かではないが、オランダ勢のことはまるで報じられていなかったのは何故だ。
スノウボードとやらの障害物競走の如きものも見た。我が国の15歳や16歳の若者が出て行って予選を突破できる種目ではないと良く解った。でも、若者が参加して経験を積むことには意義もあるかなと少しだけ認識した。全くこの競技のことを何も知らずに言えば「あの種の競技では体の構造の違いというか脚の長さの違いで優劣が出るのかな」と思わせてくれた。
残念だと思ったのは女子のアイスホッケーでスエーデンに2対1で負けた試合だった。フォーメーションというか、攻める形は我が代表の方が余程良く出てきていて基本にも忠実だったと思う。スエーデンの良いところは、体格の違いというか身体能力に優れているだけにしか見えなかった。私はあそこまで持てる力を出し切っての敗戦では仕方がなかった、良くやったと褒めてあげたい。敗因を挙げれば、3度あったパワープレーで1点も獲れなかった得点力不足だと思う。
兎に角、メダルだメダルだと騒ぐのは辞めるべきだと主張するのと同時に「北朝鮮のことをもう一切構うな。オリンピックは政治ショーではなくて、スポーツの大会だ」と、何処かの阿呆共に告げておきたい。ペンス副大統領の毅然とした態度を見よ、見習えとも言ってやりたい。
私は既に「我が国の選手たちが幾つメダルなるものを獲得するかなどを忘れ、ゼロだと思って見ていれば良い。そうすればいつ何時どれが取れても望外の幸せと思って喜べるではないか」と指摘した。決して私に愛国心がない訳でもなく、出場する選手たちのあそこに行くまでの苦労を知らずして言ってはいないのだ。ただ単にマスコミの空騒ぎというか、メダルだメダルだと要らざる圧力をかけている報道姿勢に対する批判である。
ところがである。未だ開始されてから3日だが、一向にメダルとやらに近付く者が出てきていないのだ。私には圧倒的に好ましくないと思わせてくれる葛西紀明を「レジェンド」と囃し立てるのはどうかと思うが、彼自身までが「金メダルを」などと言わされているのでは「何をか言わんや」である。実際に彼はノーマルヒルとやらでは21位に終わったではないか。
彼葛西が8度もオリンピックに出てきた努力は賞賛するが、それは取りも直さず後進が育っていない、育てていないという不手際であっても、葛西君の責任ではあるまいと思う。だからメダル獲得競争をあおり立てるのは好い加減に止めろと言いたくなるのだ。
女子のスピードスケートもあれほど囃し立ててくれたが、私は何もこの種目に限ったことではないが、世界は広いのであって何時何処から「エッつ、そんな強い人がいたのか」という驚異の選手が出てくるものだ。昨夜も少しの期待感もあって高木美帆が出る3,000 mの競技を見た。高木でさえ、強豪のオランダ勢の前にあっては3位に入った選手にあれほど離されて5位に終わった。健闘は称えるに吝かではないが、オランダ勢のことはまるで報じられていなかったのは何故だ。
スノウボードとやらの障害物競走の如きものも見た。我が国の15歳や16歳の若者が出て行って予選を突破できる種目ではないと良く解った。でも、若者が参加して経験を積むことには意義もあるかなと少しだけ認識した。全くこの競技のことを何も知らずに言えば「あの種の競技では体の構造の違いというか脚の長さの違いで優劣が出るのかな」と思わせてくれた。
残念だと思ったのは女子のアイスホッケーでスエーデンに2対1で負けた試合だった。フォーメーションというか、攻める形は我が代表の方が余程良く出てきていて基本にも忠実だったと思う。スエーデンの良いところは、体格の違いというか身体能力に優れているだけにしか見えなかった。私はあそこまで持てる力を出し切っての敗戦では仕方がなかった、良くやったと褒めてあげたい。敗因を挙げれば、3度あったパワープレーで1点も獲れなかった得点力不足だと思う。
兎に角、メダルだメダルだと騒ぐのは辞めるべきだと主張するのと同時に「北朝鮮のことをもう一切構うな。オリンピックは政治ショーではなくて、スポーツの大会だ」と、何処かの阿呆共に告げておきたい。ペンス副大統領の毅然とした態度を見よ、見習えとも言ってやりたい。