新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2月4日 その2 17年度の訪日外国人は2,869万人

2018-02-04 11:25:26 | コラム
2,869万人は64年以降で最多となった:

日本政府の観光局(JNTO)の発表によれば、2017年の訪日外客数がこの統計を取り始めた1964年以降で最多の2,869万人に達していた。これは対前年比19.3%の伸びとなっていた。

この2,869万人を国別で見れば、中国が最も多く735万5,800人で対前年比15.4%、第2位が韓国で714万200人と+40.3%と伸ばしていたのは、私にはやや意外な感無きにしも非ずだった。第3位には台湾が456万4,100人で9.5%の成長率。第4位は223万1,500人の香港で+21.3%。第5位はアメリカで135万7,000人で+10.6%となっていた。

第6位にはタイが98万7,100人で入り、成長率は9.5%だった。7位にはオーストラリアがやや控え目な数で49万5,100人と+11.2%。8位にはマレーシアが43万9,500人で対前年比+11.5%。9位はフィリピンで42万4,200人で+21.9%。10位はシンガポールで40万1,000人と+11.7%だった。ここまででアジア以外はアメリカのみだったのが印象的だった、

以下、11位がインドネシア、12位がUK、13位がベトナム、14位がカナダ、15位がフランス、16位にはドイツ、17位にインド、18位にイタリア、19位がスペイン、20位にはロシアの順となっていた。20位までで1国も対前年比でマイナスを記録したところがなかった。11位以下で最大の成長率を記録したのがベトナムだったのは、実習生や訓練生を数多く受け入れたことの結果だったと思わせてくれる。

また、観光庁が外国人の消費動向を調査した結果では、総額が5年連続で増加して17年度には対前年比+17.8%の4兆4,161億円となっていた。これを国別で見れば第1位が中国の1兆6,946億円で対前年比+14.9%となっていた。これを1人当たりの金額にすれば230,282円で△0.5%だった。第2位の台湾が総額で5,744億円で+9.5%だったが、1人当たりでは125,847円で△0.0%だった。第3位が韓国で5,125億円の+43.3%、1人当たりは71,795円で+2.2%となっていた。以下4位に香港が入って+15.9%で1人当たりが153,055円で△4.5%だった。アメリカが5位で+17.5%と1人当たりが182,071円で+6.2%となっていた。

総額で6位以下はタイ、オーストラリア、UK、シンガポール、マレーシアで、何れも対前年比でプラスとなっていた。以下20位までを見ても、マイナスとなっていた国がなかったのも印象的だった。なお、1人当たりではマイナス成長だったのはタイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、イタリア、スペインと合計9ヵ国となっていた。

参考資料:紙業タイムス社刊 FUTURE誌 18年2/12号

本当に地球温暖化なのか

2018-02-04 07:59:50 | コラム
何時までこの寒さが続くのか:

3日は曇天であっても気温は7~8度という予報の下に、11時前に水道橋まで出掛けた。勿論、ユニクロの超極暖の下着上下の上にセーターを着込み、ダウンジャケットで完璧の備えをして。更に外国人が我が国に来て「何故日本人はマスクをするのか」という疑問を投げかけてくるマスも着用した。それでも僅かに露出している顔面は冷たい風に曝されて厳しかった。

昨年の10月から気象病に悩まされるいようになって以来、私は「本当に地球は温暖化しているのか、京都議定書やパリ協定は何の為にあるのかな」と限りない疑問を感じてきた。

掛かりつけのクリニックのS医師からは「大事をとって不要不急の外出は避けるように」と勧告されているので、確かに外出は控えてきた。だが、動かずに歩かずにいれば体重が増加する危険性が高く、国際医療研究センター病院の循環器内科の医長先生の「体重が増加しないように努めなさい」という警告に違反してしまう。

ジムにはなるべく週に2~3回は通うように努力してはいるが、運動すると言っても精々20分ほどのストレッチと10分足らずのウオーキングかエアロバイク漕ぎ程度では減量は難しいのが実情だ。先週の金曜日のように雪に降られては、予定していたジムに出掛けていく危険を冒すことは回避せざるを得なかった。

最新の天気予報では今週はまたまた寒波の襲来だそうだ。これでは何とか減量とは言わず体重の増加を防ぐ為だけのジム通いをすることも、寒さとの戦いとなってしまい、折角落ち着いている自律神経失調症が再発しないかとビクビクしていなければならない。

高齢化で精神面が一層もろくなってきた私には「地球寒冷化」は本当に恨めしいのだ。こういう状況が続くのならば、いっそ「シー・オー・トウ―」を発生させるとかの火力発電だの石炭の使用量を増やして欲しいとすら思う時がある。

以上、切ない泣き言でした。