2,869万人は64年以降で最多となった:
日本政府の観光局(JNTO)の発表によれば、2017年の訪日外客数がこの統計を取り始めた1964年以降で最多の2,869万人に達していた。これは対前年比19.3%の伸びとなっていた。
この2,869万人を国別で見れば、中国が最も多く735万5,800人で対前年比15.4%、第2位が韓国で714万200人と+40.3%と伸ばしていたのは、私にはやや意外な感無きにしも非ずだった。第3位には台湾が456万4,100人で9.5%の成長率。第4位は223万1,500人の香港で+21.3%。第5位はアメリカで135万7,000人で+10.6%となっていた。
第6位にはタイが98万7,100人で入り、成長率は9.5%だった。7位にはオーストラリアがやや控え目な数で49万5,100人と+11.2%。8位にはマレーシアが43万9,500人で対前年比+11.5%。9位はフィリピンで42万4,200人で+21.9%。10位はシンガポールで40万1,000人と+11.7%だった。ここまででアジア以外はアメリカのみだったのが印象的だった、
以下、11位がインドネシア、12位がUK、13位がベトナム、14位がカナダ、15位がフランス、16位にはドイツ、17位にインド、18位にイタリア、19位がスペイン、20位にはロシアの順となっていた。20位までで1国も対前年比でマイナスを記録したところがなかった。11位以下で最大の成長率を記録したのがベトナムだったのは、実習生や訓練生を数多く受け入れたことの結果だったと思わせてくれる。
また、観光庁が外国人の消費動向を調査した結果では、総額が5年連続で増加して17年度には対前年比+17.8%の4兆4,161億円となっていた。これを国別で見れば第1位が中国の1兆6,946億円で対前年比+14.9%となっていた。これを1人当たりの金額にすれば230,282円で△0.5%だった。第2位の台湾が総額で5,744億円で+9.5%だったが、1人当たりでは125,847円で△0.0%だった。第3位が韓国で5,125億円の+43.3%、1人当たりは71,795円で+2.2%となっていた。以下4位に香港が入って+15.9%で1人当たりが153,055円で△4.5%だった。アメリカが5位で+17.5%と1人当たりが182,071円で+6.2%となっていた。
総額で6位以下はタイ、オーストラリア、UK、シンガポール、マレーシアで、何れも対前年比でプラスとなっていた。以下20位までを見ても、マイナスとなっていた国がなかったのも印象的だった。なお、1人当たりではマイナス成長だったのはタイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、イタリア、スペインと合計9ヵ国となっていた。
参考資料:紙業タイムス社刊 FUTURE誌 18年2/12号
日本政府の観光局(JNTO)の発表によれば、2017年の訪日外客数がこの統計を取り始めた1964年以降で最多の2,869万人に達していた。これは対前年比19.3%の伸びとなっていた。
この2,869万人を国別で見れば、中国が最も多く735万5,800人で対前年比15.4%、第2位が韓国で714万200人と+40.3%と伸ばしていたのは、私にはやや意外な感無きにしも非ずだった。第3位には台湾が456万4,100人で9.5%の成長率。第4位は223万1,500人の香港で+21.3%。第5位はアメリカで135万7,000人で+10.6%となっていた。
第6位にはタイが98万7,100人で入り、成長率は9.5%だった。7位にはオーストラリアがやや控え目な数で49万5,100人と+11.2%。8位にはマレーシアが43万9,500人で対前年比+11.5%。9位はフィリピンで42万4,200人で+21.9%。10位はシンガポールで40万1,000人と+11.7%だった。ここまででアジア以外はアメリカのみだったのが印象的だった、
以下、11位がインドネシア、12位がUK、13位がベトナム、14位がカナダ、15位がフランス、16位にはドイツ、17位にインド、18位にイタリア、19位がスペイン、20位にはロシアの順となっていた。20位までで1国も対前年比でマイナスを記録したところがなかった。11位以下で最大の成長率を記録したのがベトナムだったのは、実習生や訓練生を数多く受け入れたことの結果だったと思わせてくれる。
また、観光庁が外国人の消費動向を調査した結果では、総額が5年連続で増加して17年度には対前年比+17.8%の4兆4,161億円となっていた。これを国別で見れば第1位が中国の1兆6,946億円で対前年比+14.9%となっていた。これを1人当たりの金額にすれば230,282円で△0.5%だった。第2位の台湾が総額で5,744億円で+9.5%だったが、1人当たりでは125,847円で△0.0%だった。第3位が韓国で5,125億円の+43.3%、1人当たりは71,795円で+2.2%となっていた。以下4位に香港が入って+15.9%で1人当たりが153,055円で△4.5%だった。アメリカが5位で+17.5%と1人当たりが182,071円で+6.2%となっていた。
総額で6位以下はタイ、オーストラリア、UK、シンガポール、マレーシアで、何れも対前年比でプラスとなっていた。以下20位までを見ても、マイナスとなっていた国がなかったのも印象的だった。なお、1人当たりではマイナス成長だったのはタイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、イタリア、スペインと合計9ヵ国となっていた。
参考資料:紙業タイムス社刊 FUTURE誌 18年2/12号