閃きが当たったスーパーボウル:
実は、最早アメリカのNFLの動向には注目する意欲が年と共に衰えたので、今年のスーパーボウルに登場したフィラデルフィア・イーグルスについては何の予備知識もなかった。NHKのBSの中継で始めにイーグルスの一本目のQB、ウエンツが故障で代役が出てくると聞いた時点で、何故か過去にスーパーボウルで5勝しているトム・ブレイディを擁するニューイングランド・ペイトリオッツの方が不利だと閃いたのだった。ペイトリオッツもブレイディも何度も見ているから多少の予備知識はあったが、イーグルスに関しては皆無だった。
古い話だが、1980年代初めにサンフランシスコのキャンドル・ステイック・パークで、イーグルスが当時全盛のQB、ジョー・モンタナを擁するフォーテイ・ナイナーズを破った試合を見た経験がある。イーグルスと聞いて思い出すのはこの試合のことだけだ。
本日の試合の中身は言わば手に汗握るとでも言いたいような接戦で非常に面白かった。両方とも反則が少なかったし、インターセプション等によるターンノーバー(turn overのことであり、ターン・オーバーとは発音しないのだが)も1度あっただけだった。だが、第4クオーターで残り時間が1分台のところで、トム・ブレイディがハンブルさせられてturn overになったのは致命傷だった。この場面は日大フェニックスが甲子園ボウルで関学に勝った時に似ていた。
解説の(確かジャパンタイムスの人だったと思うが)池沢氏が「ブレイディがパスで505ヤード(だったか)を獲得したのはスーパーボウルでの記録」と言っていたが、記録を打ち立てても負けてしまっては仕方がない。私は初めて見たというか名前を聞いたイーグルスのQB、Nick Folesは立派なものだったと思う。あれだけ出来れば、イーグルスの勝利は番狂わせでなどではない堂々たるものだったと思う。矢張り、フットボールには何ものにも勝る面白さがある。
フットボールを知らない方々は往々にして「ルールが解らないので」などと言われるが、それでは「野球のルールに精通して野球を見ておられる方がどれほどおられるか」とお尋ねしたくなる。恐らく言いたいことは「試合の進行の仕方や、どうやって得点するのか、どういうことをすれば反則になるのか」をご存じないと言われたいのだろうと思っている。
そんな堅いことを言われずに、ワイドレシーバーが長いパスを見事にとったこととか、ランニングバックが相手のデイフェンスをどやって突破してタッチダウンした過当等を単純に田野支店でおられて場十分だと思うのだ。是非「試合の進め方」だけでも少しでも覚えられてフットボールをご覧になったら如何かと言いたい。ルールなど覚える必要などなく、どうすれば得点になるのかだけを知れば、十分面白く「究極のスポーツ」を楽しみながら観戦できると思うのだが。
因みに、勝ったのは私の閃き通りにフィラデルフィア・イーグルスだった。
実は、最早アメリカのNFLの動向には注目する意欲が年と共に衰えたので、今年のスーパーボウルに登場したフィラデルフィア・イーグルスについては何の予備知識もなかった。NHKのBSの中継で始めにイーグルスの一本目のQB、ウエンツが故障で代役が出てくると聞いた時点で、何故か過去にスーパーボウルで5勝しているトム・ブレイディを擁するニューイングランド・ペイトリオッツの方が不利だと閃いたのだった。ペイトリオッツもブレイディも何度も見ているから多少の予備知識はあったが、イーグルスに関しては皆無だった。
古い話だが、1980年代初めにサンフランシスコのキャンドル・ステイック・パークで、イーグルスが当時全盛のQB、ジョー・モンタナを擁するフォーテイ・ナイナーズを破った試合を見た経験がある。イーグルスと聞いて思い出すのはこの試合のことだけだ。
本日の試合の中身は言わば手に汗握るとでも言いたいような接戦で非常に面白かった。両方とも反則が少なかったし、インターセプション等によるターンノーバー(turn overのことであり、ターン・オーバーとは発音しないのだが)も1度あっただけだった。だが、第4クオーターで残り時間が1分台のところで、トム・ブレイディがハンブルさせられてturn overになったのは致命傷だった。この場面は日大フェニックスが甲子園ボウルで関学に勝った時に似ていた。
解説の(確かジャパンタイムスの人だったと思うが)池沢氏が「ブレイディがパスで505ヤード(だったか)を獲得したのはスーパーボウルでの記録」と言っていたが、記録を打ち立てても負けてしまっては仕方がない。私は初めて見たというか名前を聞いたイーグルスのQB、Nick Folesは立派なものだったと思う。あれだけ出来れば、イーグルスの勝利は番狂わせでなどではない堂々たるものだったと思う。矢張り、フットボールには何ものにも勝る面白さがある。
フットボールを知らない方々は往々にして「ルールが解らないので」などと言われるが、それでは「野球のルールに精通して野球を見ておられる方がどれほどおられるか」とお尋ねしたくなる。恐らく言いたいことは「試合の進行の仕方や、どうやって得点するのか、どういうことをすれば反則になるのか」をご存じないと言われたいのだろうと思っている。
そんな堅いことを言われずに、ワイドレシーバーが長いパスを見事にとったこととか、ランニングバックが相手のデイフェンスをどやって突破してタッチダウンした過当等を単純に田野支店でおられて場十分だと思うのだ。是非「試合の進め方」だけでも少しでも覚えられてフットボールをご覧になったら如何かと言いたい。ルールなど覚える必要などなく、どうすれば得点になるのかだけを知れば、十分面白く「究極のスポーツ」を楽しみながら観戦できると思うのだが。
因みに、勝ったのは私の閃き通りにフィラデルフィア・イーグルスだった。