トランプ大統領とバイデン候補の何れが勝つのか:
未だ解らないというところか:
私の知人たちの見立て:
この期に及んでアメリカの知人たちに見通しを問い合わせてみた。ある程度一致した見解は「バイデン候補が一部に噂されているように勝利することはあるかも知れない。だが、その場合に所謂『地滑り的』勝利でない限り、トランプ大統領があらゆる手段を講じてというか法廷闘争にまで持ち込んで抵抗するだろう。その際にはエイミー・バレット氏を判事に任命しておいたことが効果を発揮するかも知れない」との辺りに落ち着いた。その反対がトランプ大統領の地滑り的勝利もあるのかも知れないという見方だった。何れにせよ“Who knows?”なのだそうだ。
我が国のマスコミがいう「隠れトランプ」の投票行動がどのように出るのかが、かなりの影響を与えるのかも知れないと言っている。この点については後述する昨28日のPrime Newsに登場した、敢えてお馴染みのと言う、ケント・ギルバートが「隠れトランプ(silent voters for Trump)などはいない。特に民主党の牙城であるニューヨーク等では迂闊に“トランプが良い”と言っただけで、家に放火すると脅かされたという話まであったとか。
ギルバートは「隠れるも何も、トランプ支持などと言い出せない雰囲気だ」と指摘したのだが、この辺りを私は既にNY在住のエコノミストH氏の言を引用して紹介してあった。私の知人の中にも「本当にトランプ大統領のsilent voters等がいるのだろうか」という疑問を呈している者もいた。
28日のPrime News:
この番組はケント・ギルバート氏、上智大学前嶋教授、慶応大学中山慶応大学教授とアメリカの政治に極めて精通された権威者(専門家というよりもこの方が相応しいかと思う)がそれそれ思い切った論陣を張られて、非常に興味深い2時間だったと評価したい。彼等からも何れが勝利するかの結論めいた話は出なかったが、アメリカの政界と大統領選挙の我が国にいては到底知り得ない実態というかその在り方、仕組み、裏表をかなり余すところなく語ってくれたので、大いに勉強になった。
特に興味を惹かれた点は法律の範囲内でというか、その州乃至はcounty(州内のより小さい行政区画で「群」と訳されている)によって異なる法律というか規定をそこまでやるのかというくらい「違反すれすれまで」解釈して挑んでいく作戦には「流石アメリカだな」と痛感させられた。それを聞いて思いだしたことがあった。それは、アメリカから招いたプロのフットボールコーチが先ず教え込んだことは「『反則と判定されない限界は何処までか』を徹底的に教えられたこと」だったという話だ。彼等は、そこまでの物の考え方をする人種だと知ったという経験談だった。
昨夜の3人の権威者の意見の裏と表を読めば、「トランプ大統領は勝つ為にはあらゆる手段を講じ行くだろう。そこには法廷闘争もあれば、バレット最高裁判事の任命の強行だったあったのだ」とでもなるかと思った。即ち、「11月3日にバイデン候補は少しの差で勝ったのでは、勝利宣言をすることは許されまい」という辺りである。更に「アメリカ国民の中にはトランプ大統領さえ落とせれば、その代わりは誰でも良いと思い込んでいる者たちがいて、何もバイデンが良いから支持するのではないという意味」だったとあらためて再認識した。いやはや。
未だ解らないというところか:
私の知人たちの見立て:
この期に及んでアメリカの知人たちに見通しを問い合わせてみた。ある程度一致した見解は「バイデン候補が一部に噂されているように勝利することはあるかも知れない。だが、その場合に所謂『地滑り的』勝利でない限り、トランプ大統領があらゆる手段を講じてというか法廷闘争にまで持ち込んで抵抗するだろう。その際にはエイミー・バレット氏を判事に任命しておいたことが効果を発揮するかも知れない」との辺りに落ち着いた。その反対がトランプ大統領の地滑り的勝利もあるのかも知れないという見方だった。何れにせよ“Who knows?”なのだそうだ。
我が国のマスコミがいう「隠れトランプ」の投票行動がどのように出るのかが、かなりの影響を与えるのかも知れないと言っている。この点については後述する昨28日のPrime Newsに登場した、敢えてお馴染みのと言う、ケント・ギルバートが「隠れトランプ(silent voters for Trump)などはいない。特に民主党の牙城であるニューヨーク等では迂闊に“トランプが良い”と言っただけで、家に放火すると脅かされたという話まであったとか。
ギルバートは「隠れるも何も、トランプ支持などと言い出せない雰囲気だ」と指摘したのだが、この辺りを私は既にNY在住のエコノミストH氏の言を引用して紹介してあった。私の知人の中にも「本当にトランプ大統領のsilent voters等がいるのだろうか」という疑問を呈している者もいた。
28日のPrime News:
この番組はケント・ギルバート氏、上智大学前嶋教授、慶応大学中山慶応大学教授とアメリカの政治に極めて精通された権威者(専門家というよりもこの方が相応しいかと思う)がそれそれ思い切った論陣を張られて、非常に興味深い2時間だったと評価したい。彼等からも何れが勝利するかの結論めいた話は出なかったが、アメリカの政界と大統領選挙の我が国にいては到底知り得ない実態というかその在り方、仕組み、裏表をかなり余すところなく語ってくれたので、大いに勉強になった。
特に興味を惹かれた点は法律の範囲内でというか、その州乃至はcounty(州内のより小さい行政区画で「群」と訳されている)によって異なる法律というか規定をそこまでやるのかというくらい「違反すれすれまで」解釈して挑んでいく作戦には「流石アメリカだな」と痛感させられた。それを聞いて思いだしたことがあった。それは、アメリカから招いたプロのフットボールコーチが先ず教え込んだことは「『反則と判定されない限界は何処までか』を徹底的に教えられたこと」だったという話だ。彼等は、そこまでの物の考え方をする人種だと知ったという経験談だった。
昨夜の3人の権威者の意見の裏と表を読めば、「トランプ大統領は勝つ為にはあらゆる手段を講じ行くだろう。そこには法廷闘争もあれば、バレット最高裁判事の任命の強行だったあったのだ」とでもなるかと思った。即ち、「11月3日にバイデン候補は少しの差で勝ったのでは、勝利宣言をすることは許されまい」という辺りである。更に「アメリカ国民の中にはトランプ大統領さえ落とせれば、その代わりは誰でも良いと思い込んでいる者たちがいて、何もバイデンが良いから支持するのではないという意味」だったとあらためて再認識した。いやはや。