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中国人民元の対ドルレート(1)

2011-08-21 | ラジオ
中国はアメリカのマクロ経済政策が強化されることによって、市場における信用が高まると確信している。
一方のアメリカは世界経済の安定は多くの場合、中国との協力を行うことで打ち立てられるとの確信を深めている。
18日、北京で行われた習近平国家副主席とバイデン・アメリカ副大統領との会談は、こうしたお世辞のやり取りで始まった。

バイデン副大統領の北京訪問の前日、中国はアメリカのデフォルトに踏み切る危険性があったのにも関わらず、中国中央銀行の抱えるアメリカ国債を放出しなかった。
7月は世界で外国投資家らによるアメリカ国債の売りが、記録的な数値に達した月となったのにも関わらず(???)。
中国は5ヶ月間にわたりアメリカ国債の活発な売りを続けた後、次の4ヶ月は逆に貪欲に、これを買いあさった。7月一月で57億ドル分が増えている。

ロシア産業家企業家同盟の第1副会長は、このことによって中国は政治的な点数を稼いだとの確信を示し、次のように語っている。
「アメリカ国債の売り一つとっても、アメリカにはドルの危機から脱却する可能性を全く封じるものだ。中国はこれを長い間しなかった。というのもこれは双方にとって非常に危険な行為であり、中国経済をも危うくしかねないからだ。中国経済はアメリカ市場に(???)あまりにも堅く結ばれているからだ」
第1副会長の発言。

中国「人民元」の挑戦―アジアの基軸通貨を目指す人民元
クリエーター情報なし
東洋経済新報社

(???)は女性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れず
中国人民元の対ドルレート(2)へ続く

8月19日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル